100年前の文化を再生!Ayが織りなす伊勢崎銘仙のシルクパンツ
日本の着物文化の中でも特に愛されてきた伊勢崎銘仙。その美しい柄と高い品質が、現代のファッションに新たな命を吹き込む。アパレルブランドAy(アイ)が手掛けたシルクパンツは、まさにそんな伝統を堪能できる逸品です。
ブランドのコンセプト
Ayは、「文化を織りなおす」をテーマに掲げ、過去の文化と現在をつなぐアプローチでファッションを創造しています。今ある文化を理解し、そしてそれを再構築することで、時代にふさわしい魅力的な服作りを目指しています。特に、古き良きものを再評価する姿勢は、多くの人々に感動を与えています。
Japanese Silk Pantsの魅力
Ayが誇るシルクパンツは、リラックス感とフォーマル感を両立したデザインが魅力。ゴムウエストで履きやすく、ピンタックが入っているため、きちんとした印象も与えます。裾に向かって軽くテーパードするシルエットは、どんなシューズとも相性が良く、着こなしの幅が広がります。
生地には絹100%の着物生地を使用し、付属の裏地もシワになりにくい素材を採用。また、絹の縫い糸により、シームレスな肌触りを実現。身体を包み込むような心地よさが感じられます。
銘仙の歴史
伊勢崎市は大正から昭和初期にかけて生産された銘仙の産地として知られています。銘仙はその特徴的な色合いや柄から、多くの一般庶民に愛されてきました。具体的には、正絹100%の華やかな糸、単純な平織り、先染めの技法がその特性を決定づけています。
伝統の技術は、何十人もの職人たちの手によって支えられており、それぞれの工程一つ一つが重要です。14工程にわたって織り上げる職人たちの熟練の技が、この美しい生地を生み出しています。
しかし、近年では高齢化による技術の衰退が懸念されており、銘仙は生産が途絶えそうな状態にあります。そこで、地域の人々が次世代に「知ってもらいたい」との願いから、Ayは銘仙をファッションとして再構築する道を選びました。
パンツの誕生秘話
Ayの代表、村上采は、伊勢崎銘仙のビンテージ着物を自ら解体し、向き合うところからこのパンツの開発を始めました。絹は扱いが難しい素材ですが、試行錯誤の末に完璧なシルクパンツが誕生しました。
ピックアップアイテム
- - 商品名:格 価格:23,500円(税別)
- - 商品名:爛 価格:25,500円(税別)
- - 商品名:華 価格:23,500円(税別)
これらのパンツはそれぞれ異なる魅力を持ちながら、共通して文化を感じさせるデザインが施されています。
Ayの概要
株式会社Ayは群馬県前橋市に本社を構え、地域の文化を活かした服作りを行っています。Ayのウェブサイトや公式インスタグラムでは、さらに多くの情報を発信中です。ぜひ覗いてみてください。
代表プロフィール
村上采は1998年に群馬県伊勢崎市で生まれ、世界各地を旅しながら多様な文化に触れて育ちました。2019年にはアフリカのコンゴ民主共和国で服づくりを始め、2020年にAyを法人化。地元の文化を再評価し、地域の職人たちとの連携を深めています。彼女の活動は、多くの人々に文化を感じさせる素晴らしいものとなっています。