新しいインフラメンテナンス手法
2025-12-10 11:37:42

AIVALIXとNew Space Intelligenceが協力し新しいインフラメンテナンス手法を開発

AIVALIXとNew Space Intelligenceが新たなインフラメンテナンスの形を創出



AIVALIX株式会社は、社会インフラの監視とメンテナンスに新たな息吹を吹き込むため、New Space Intelligence(NSI)と協力関係を結びました。この提携は、インフラメンテナンスの未来を切り拓くと同時に、AI技術と衛星データの融合を追求するための重要なステップです。

1. パートナーシップの背景


AIVALIXは、東京都世田谷区に本社を置き、インフラの点検・管理データを活用したAIプロダクト「INFRAI」を展開する企業です。一方、NSIは山口県宇部市を拠点に、衛星データの解析に特化した企業として、広域モニタリングの分野での強みを持っています。この両者が手を組むことで、地上データでは見逃しがちな異常の兆候を衛星データによって補完することが可能となります。

2. 協業の狙い


両社は、保有する各種の点検データと衛星データの融合を図ります。AIVALIXのAI解析技術は、これまでに蓄積した現場の知識とデータを基にしており、NSIの持つ広域的な視野から得られる情報と結びつけることで、故障予測や点検判断の質を向上させることが期待されます。例えば、従来の地上からの点検では捉えきれなかった変化や兆候を、衛星データを通じて早期に捉えることができ、はるかに効率的なメンテナンスが実現します。

3. 新たなインフラメンテナンスの形


この協業により、次の目標は多様なインフラへの段階的な展開です。具体的には、水道やガス、鉄道、道路、橋梁、港湾など、幅広い社会インフラを一望できる形で監視することが可能になります。これにより、現場に密着した高頻度なモニタリングが実現し、より確かな情報に基づいた意思決定が行えるようになるでしょう。

4. 将来の展望


AIVALIXとNSIは、日本国内に限らずアジアや中東地域でもインフラ問題に取り組むことを視野に入れ、社会実装を推進していく意向です。この取り組みは、予兆検知や維持管理の新しい選択肢を提供することを目的とし、多くの人々にとって安心で持続可能な社会基盤を築く一助となります。

5. 経営者からのメッセージ


AIVALIXの中山太洋代表取締役社長は、NSIとの協業によって衛星データがAI解析に加わることで、広域の変化を迅速かつ正確に捉えることが可能になると期待を寄せています。彼は、インフラ業界の未来を支えるための「予兆検知」を統合する重要性を強調しました。また、NSIの長井裕美子代表取締役社長も、現場の知識と衛星データが組み合わさることで、より安全で迅速な判断ができる世界を築いていくことを約束しています。

このように、AIVALIXとNSIの提携により、従来のインフラメンテナンスの枠を超えた新たな道が開かれようとしています。これからの社会インフラがどのように変わっていくのか、その動向に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
AIVALIX株式会社
住所
東京都世田谷区太子堂4丁目1-1キャロットタワー6階
電話番号
080-1383-0702

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。