農機再生プロジェクト
2020-07-30 15:00:02
豪雨被災農機の海外再生プロジェクトが8月に始動!
豪雨による農機被害と新たな取り組み
2020年の夏、九州や中部地方を襲った「令和2年7月豪雨」は、広範囲にわたる大規模な被害をもたらしました。農業が盛んな地域では、多くの農家が土砂や浸水の影響を受け、特に農機に大きな損害が発生しました。多くの農機がエンジンが動かなくなり、移動すらできない状態となり、困難な状況に直面しています。
このような状況を受けて、株式会社マーケットエンタープライズが子会社のMEトレーディングを通じ、故障した農機の修理とその後の海外での再流通を図るプロジェクトを始めることになりました。これにより、被災農家の経済面での支援と、持続可能な社会の形成を目指す意義深い試みが始動します。
皆が直面する難局
過去の豪雨災害で浸水した農機の買取依頼が増えていますが、浸水被害に遭った農機はエンジンからの引火や火災のリスクがあり、買取そのものが難しい状態です。さらに、助成金による買い替えの影響で、国内での再流通も厳しく、被災農家が直面する困難が続いていました。このような中で、MEトレーディングは新たな道を開くことに成功しました。
MEトレーディングの役割
MEトレーディングは、2020年4月に設立された新しい子会社で、マーケットエンタープライズの高い整備技術を活かし、農機具の修理を行うことが可能になりました。8月3日からは、本格的に浸水した農機を修理し、海外での再流通をスタートすることが決定しました。このプロジェクトにより、世界80カ国以上での取引実績を活かし、被災農家にできる限り高い額での買取を実施することで、彼らへの経済的負担を軽減できる見込みです。
プロジェクトの詳細と受付
このプロジェクトの申し込みは、特設ウェブサイトを通じて受け付けています。対象となる農機はトラクターやコンバイン、田植機などで、詳細な情報はウェブサイトで確認できます。
これまでの実績を踏まえ、MEトレーディングは国内最大級の農機具貿易商社としての地位を確立するとともに、被災農家を支援する新たな一歩を踏み出しました。災害により深刻な影響を受けた農家にとって、この取り組みがどのような変化をもたらすのか、期待が膨らみます。
終わりに
突然の自然災害によって大きな影響を受ける農業現場。MEトレーディングのプロジェクトが、少しでも多くの農家の助けとなり、また持続可能な農業の未来を切り開く一助となることを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社MEトレーディング
- 住所
- 東京都中央区京橋3-6-18東京建物京橋ビル3F
- 電話番号
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