ハコベル、新たな物流効率化へ向けた挑戦
ハコベル株式会社(東京都中央区)は、「物流の『次』を発明する」を掲げ、革新的な物流プラットフォーム事業を展開しています。最近、同社が提供するAI-OCRシステム「AIデータコンバーター」を導入した事例を公開しました。この導入事例では、MDロジス株式会社名古屋事業所が主体となり、物流業務の新たな効率化に奏功しています。
AIデータコンバーターとは
「AIデータコンバーター」は、受注や出荷に関連する帳票情報を自動的に読み取るシステムです。従来、人手で行っていたデータ入力作業をサポートし、取引先からFAXやメールで送られる発注書や指示書をAIが迅速に分析・整形し、CSV形式に変換します。
このシステムを採用することで、データの整備が飛躍的に効率化され、DX(デジタルトランスフォーメーション)においても重要な役割を果たすと期待されています。
導入背景とMDロジスの課題
MDロジスは、半導体や防衛、人工衛星など多岐にわたる製品を取り扱う総合ロジスティクス企業です。名古屋事業所では、各取引先から送られてくる帳票が多様で、特に複雑なフォーマットや記載内容のパターンが多く見られます。そのため、これらの帳票をシステムに入力する業務は負担が大きく、特に新入社員などには高いハードルとなっていました。
AIデータコンバーターの導入により、名古屋事業所は多様な帳票をAIが正確に読み取り、スムーズな入力作業を実現しました。これにより、入力業務の省力化だけでなく、特定のベテランスタッフに作業が集中することも避けられるようになり、業務全体のフローが円滑に回り始めています。
効果と今後の展望
AIデータコンバーターは、カレンダー形式など特殊な書式を含む帳票にも対応しているため、多様なニーズに応えることができます。また、導入後にはデータ整備作業が大きく減少し、物流業務の改善に寄与しています。
ハコベルは、今後も業務の効率化を図るため、顧客企業の声に耳を傾けながら、新たな物流DXシステムの開発を進めていく予定です。これにより、物流業界全体の生産性を向上させる取り組みが期待されています。
ハコベル株式会社は、2015年にラクスルの新規事業としてスタートし、2022年にセイノーホールディングスが出資。現在も複数の大手物流関連企業との連携を深め、業界の持続的な成長に貢献することを目指しています。
ORG:
ハコベル株式会社
導入事例やサービスについて詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。