女性の健康を支える新たな学びの場「日本フェムテックマイスター協会学術大会」

学術大会の概要

2024年11月2日、一般社団法人日本フェムテックマイスター協会（FMA）が初の学術大会を開催しました。このイベントは、協会の会員だけではなく、一般の参加者も対象にしており、約100名が会場に集まり、オンラインでも貴重な時間を共有しました。

特別講演とトークショー

学術大会では、現役の産婦人科医や鍼灸師による特別講演が行われ、フェムテックに関連する知識や実践的なケア方法が紹介されました。特に注目されたのは、船水隆広氏の「東洋医学を用いたフェムセルフケア実技」。耳ツボや足ツボなど、参加者が実際に体験しながら学びました。

宗田聡氏による講演では、産婦人科医としての経験に基づく女性のヘルスケアについての貴重なアドバイスがあり、参加者からは多くの気づきが得られたと好評でした。さらに、フェムテックに取り組む5名によるトークショーでは、彼らの体験や知識を共有し、フェムテックの重要性が伝えられました。

新たなコミュニティの形成

協会の代表理事、ふちいく子さんは、資格を取得しただけで終わるのはもったいないと強調。参加者が獲得した知識を生活に応用できるよう、さらなるサポートを約束しました。実際、参加者からは「学んで終わりではなく、どのように活かしていけるかを知れて大変参考になった」という声が寄せられました。

体験型ブース展示

会場内では、フェムテック関連の商品や機器の展示もありました。参加者は、自身の健康管理やケアに役立つアイテムを直接手に取り、様々な加工品について学ぶ貴重な体験を得ることができました。これにより、フェムテックに関する知識が更に深まりました。

フェムテックの未来に向けて

日本フェムテックマイスター協会は、女性の健康課題に向き合うテクノロジーを通じて、より良い社会の実現を目指しています。この学術大会を皮切りに、参加者とともに発展的なコミュニティを築き、フェムテックの発展を促進していく意義を再確認できた出来事でした。これからも多くの女性たちが、自分の健康に対する意識を高められるような取り組みを続けていくことでしょう。