チバニアン期古生物展
2023-07-26 14:00:02
夏休みは千葉へ!「よみがえるチバニアン期の古生物」特別展で太古のロマンを体感
夏休みは千葉へ!太古のロマンに浸る「よみがえるチバニアン期の古生物」特別展
今年の夏休みに、千葉県立中央博物館で開催される特別展「よみがえるチバニアン期の古生物」はいかがでしょう?77万年前の地球、チバニアン期に生息していた古生物たちの息吹を肌で感じられる、貴重な機会です。
展示内容:77万年前の房総半島にタイムトリップ
本展では、ナウマンゾウやメルクサイといった大型哺乳類の全身骨格や復元模型、そして、世界最大級のオオキトドの化石や実物大復元画など、圧巻の展示が来場者を迎えます。
見どころは?
房総の巨獣たち: ナウマンゾウ、メルクサイといった、チバニアン期の房総半島に生息していた大型哺乳類の全身骨格に圧倒されること間違いなし。なんと、本物の化石に触れるコーナーも用意されています!
チバニアン期の地層と房総半島: 地層分布図や、地層をはぎとった貴重な標本を通して、房総半島の成り立ちと、チバニアン期の地層について深く理解できます。
チバニアン期の大地: ナウマンゾウを始めとする様々なゾウの化石や、シカ類の化石、復元画、模型などが展示され、現在の環境とは大きく異なる当時の陸上生物と環境について学ぶことができます。
チバニアン期の海: 研究者・大木氏によって発見された、体長約5メートルにも及ぶ世界最大級のオオキトドの化石や、約10分の1復元模型、原寸大復元画は必見です。アシカやセイウチ、クジラ類の化石や復元画、模型も展示され、当時の海洋生物の世界を垣間見ることができます。
チバニアン期後の房総: 国指定天然記念物である「木下貝層」の貝化石や、縄文時代の温暖期のサンゴ化石などを通して、チバニアン期後の房総半島に生息していた生物について学ぶことができます。
化石クリーニングラボ: 毎週木曜日と日曜日に、化石のクリーニングの様子を実演。研究の裏側をのぞける貴重な機会です。
参加型イベントでさらに楽しく!
展示だけでなく、来場者が参加できるイベントも多数開催されます。
「私のイチオシ古生物」人気投票: 陸と海の古生物それぞれ3種類から、お気に入りの古生物を選んで投票できます。結果は、博物館のウェブサイトやTwitterで発表される予定です。
化石模型作り、クイズ大会、化石発掘体験など: 夏休み期間中は、子供たちが楽しめるワークショップや体験イベントが目白押しです。ティラノサウルスの頭部復元模型作りや、本物の化石に触れるチャンスもあります!
シンポジウム・トークショー: 古生物研究者やサイエンスライター、古生物復元模型作家など、第一線で活躍する方々による講演会も開催されます。専門的な知識を深めたい方にもおすすめです。
チバニアンとは?
「チバニアン」とは、約77万年前から約12万9千年前までの地質時代を指す名称です。千葉県市原市の地層が、この時代の国際標準模式地として認定されたことにより、日本の地名が初めて地質年代名に採用されました。この特別な時代背景も、本展の見どころの一つと言えるでしょう。
まとめ:この夏は、太古のロマンと出会う旅へ
「よみがえるチバニアン期の古生物」特別展は、大人も子供も楽しめる、充実した内容となっています。化石や復元模型、イベントを通して、77万年前の地球に思いをはせ、太古のロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。
開催概要
会期: 7月15日(土)~9月18日(月・祝)
会場: 千葉県立中央博物館(千葉県千葉市中央区青葉町955-2)
開館時間: 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
入館料: 一般800円、高校生・大学生400円(中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料)
休館日: 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、ただし8月7日、14日は開館
* 問い合わせ: 千葉県立中央博物館 TEL: 043-265-3111
会社情報
- 会社名
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千葉県
- 住所
- 千葉県千葉市中央区市場町1‐1
- 電話番号
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