キャボット・プロパティーズ、日本初の物流施設を大阪府箕面市に取得
キャボット・プロパティーズ、日本初の物流施設を取得
アメリカ、欧州、アジア太平洋地域で物流不動産の投資や開発を行うキャボット・プロパティーズが、このたび日本国内初の物流施設を大阪府箕面市において取得した。賃貸面積は6,202坪(20,502平方メートル)で、キャボットのグローバル戦略を推進する重要なステップと位置づけられている。
箕面市での先進的施設の特徴
取得した物流施設は、2021年に竣工された地上4階建ての先進的な建物である。特色としては、大型トラック接車バースを備え、天井高は5.5メートル、トラックバース奥行きは12.5メートル、駐車スペースは41台分設けられている。さらに、40基のバッテリーフォークリフト充電設備を搭載し、環境への配慮もなされている。施設は、日本の建築環境性能評価システムであるCASBEEでAランクを取得し、高い環境性能と利用者の快適性を兼ね備えている。
戦略的投資の意義
キャボット・パートナーズ・ジャパンの在日代表、西村由宇氏は「最新鋭物流施設への本投資を通じて、日本の物流不動産市場における足掛かりを築けたことを嬉しく思う」とコメント。この取得は、日本市場におけるECの成長を背景に、関西圏の需要に対して当社の戦略的意図を示すものである。特に、大阪圏の消費者にアクセスできる優れた立地条件を有する。
アクセスの良さ
新しい物流施設は、人気の「箕面ロジスティクスパーク」内に位置し、大阪の中心からわずか25kmという距離にあり、関西圏の約1,900万人の人口をターゲットにした効率的な流通が可能である。さらに、新名神高速道路に近接することにより、名古屋、岡山、広島といった主要都市圏へも円滑にアクセスできる。
日本市場への期待
キャボット・プロパティーズのCEO、Franz F. Colloredo-Mansfeld氏も日本市場への参入を「重要なマイルストーン」と述べ、アジア太平洋地域における投資機会の拡大を期待している。この地域は世界経済の重要な市場であり、同社は今後も多国籍の投資機会を追求していく方針だ。日本の物流不動産市場は安定したファンダメンタルズを維持しており、関西圏では5%未満の低空室率が続いている。
大阪の物流市場の将来
本施設の運営は現在満床となっており、関西圏における新たな物流投資の好機を位置付けている。2025年には約160万平方メートルの新規供給が見込まれ、関西圏の物流市場は持続的な需要増加が期待される。特にECや製造業からの需要は高まっており、キャボットにとっても高い投資リターンが見込まれる。
企業の対する取り組み
キャボット・プロパティーズは、1986年に設立され、以来、170億ドル以上を物流不動産に投資し、4,300社以上のテナントにサービスを提供してきた。本社はアメリカのボストンにあり、アジア太平洋地域への展開を進めている。日本市場への積極的な進出は、同社の戦略における重要な要素であり、今後の展開に注目が集まっている。
会社情報
- 会社名
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Cabot Partners Japan, LLC
- 住所
- 東京都千代田区丸の内三丁目2番2号丸の内二重橋ビル2階
- 電話番号
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