内藤剛志が彩る黒部紅葉旅
BS日テレの番組「友近・礼二の妄想トレイン」では、俳優の内藤剛志が立山黒部アルペンルートを旅し、秋の紅葉を堪能しました。その中で、特に注目されるのは古き良き日本の乗り物であるトロリーバスとの別れです。
旅の始まり
旅のスタート地点は立山駅。内藤は急遽スタジオの友近に謝罪し、なぜ彼女に申し訳ない気持ちを抱くに至ったのかを明かします。この思わぬ謝罪が、彼の旅の幕開けを告げました。
次に、内藤は立山ケーブルカーに乗り込み、その珍しい形状に驚きます。紅葉のシーズンが影響し、車内は多くの乗客で賑わっていました。しかし、そんな中でも彼は乗客とコミュニケーションを取り、楽しむ姿勢を見せていました。
高所を目指して
続いて、立山高原バスに乗り込み、1500メートルの高低差を楽しみながら登っていきます。周囲の美しい紅葉や千年杉に目を奪われる中、内藤は散策を楽しむために止まることを決めます。
この過程で出会った同年の夫婦との会話が心に残ります。彼らの言葉から得た含蓄深い助言に感謝しながら、内藤は立山の美しさを思い出し、一時の旅を中断する決断を下します。
トロリーバスの終焉
ランチでは、富山の名物である白エビ料理を味わった後、内藤が乗車したのは経年劣化により2024年11月30日に営業終了が決まったトロリーバスです。日本の交通の宝物とも言えるトロリーバスに最後の別れを告げる内藤。「長い間ご苦労様」と感謝の気持ちを伝える彼の表情には名残惜しさが漂っていました。
アクティブな旅とエネルギーの枯渇
旅のクライマックスでは、立山ロープウェイや黒部ダムの観光放水など多くの見どころを巡りましたが、移動の疲れからか内藤はエネルギー切れを起こし、妙なテンションで次の目的地に向かう姿が印象的でした。これに対して礼二は「移動しすぎておかしくなってる」と笑いながらツッコミを入れます。
この旅を通じて内藤は、紅葉を楽しむことに加え、貴重な日本の交通手段に思いを馳せる姿が視聴者に深い感動を与えました。旅を終えた内藤の姿には、彼が経験したすべての美しい瞬間が凝縮されているように感じました。
まとめ
BS日テレで毎週火曜に放送されるこの番組は、内藤剛志のように気軽に楽しめる旅を通じて、視聴者に新しい旅のスタイルを提案しています。鉄道や旅が好きな人にとって、非常に魅力的な内容となっています。