通信機能付きPOLコンバータ「BDAシリーズ」が登場！次世代FPGA駆動に最適

通信機能付きPOLコンバータ「BDAシリーズ」の詳細

産業用通信機器や医療機器、放送機器向けの電源製品を設計・開発・販売している株式会社ベルニクス（本社：埼玉県さいたま市、代表取締役社長：鈴木健一郎）は、2025年7月22日に新しいPOLコンバータ「BDAシリーズ」の発売を発表しました。この新製品は、特に25A出力、ミドルクラスのFPGA（Field Programmable Gate Array）の駆動に最適化されており、次世代半導体技術に対応するための最先端のソリューションを提供します。

製品の主な特長

「BDA12-1.2S25R0」という型名の本製品は、以下のような先進的な機能を備えています：

- 通信機能: PMBusを利用した通信機能を搭載し、FPGAとの連携を実現。FPGA側からの指令に基づいて出力電圧を調整し、モニタリングが可能です。立ち上がりシーケンスの設定変更も容易に行えます。
- 高精度出力設定: ±1％という高い出力設定精度を実現しており、FPGAが必要とする電圧範囲を余裕を持ってサポートします。
- 高効率: 本製品は90％の効率を達成しており、エネルギー消費を抑えます。
- 高速応答: 急な電流変化が求められるFPGAなどのデバイスに対し、迅速で正確な応答を提供します。
- コンパクト設計: SMDパッケージのため、小型で高電力密度を実現。サイズは27.0mm x 16.5mm x 4.0mmです。
- EVMおよびGUI: 評価環境として評価ボードと通信用アダプターが用意されており、無償の専用GUIを使用して、パソコンの画面上で様々な設定を変更し評価することが可能です。