Booostがエコデザイン規則に関するウェビナーを開催
Booost株式会社(東京都品川区)は、2025年8月20日(水)14:00より、無料のウェビナー「エコデザイン規則(ESPR)の概要と期待される対応」を実施します。企業のサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を支援する同社は、特にEU向けに製品を輸出する企業にとって重要な情報を提供する予定です。
エコデザイン規則(ESPR)とは?
2024年7月に施行された「欧州エコデザイン規則」は、製品の持続可能性を促進し、環境負荷を軽減することを目的とする法律です。この規則では、EU内での製造だけでなく、全てのグローバルサプライチェーンに適用されるため、製品の輸入や販売を行っている企業も影響を受ける可能性があります。
具体的には、情報提供や第三者による検証、法令遵守の確認が求められることになっています。これにより、たとえば新車の輸出時にタイヤや使用される鋼材に関する情報を開示する義務が生じるなど、対応するべきステークホルダーは今後さらに広がると思われます。
ウェビナーの内容
このウェビナーでは、ESPRの動向を踏まえ、影響を受ける可能性のある企業や関係者を対象に、エコデザイン規則の概要とその準備の必要性について詳しく説明します。また、同じく2025年6月4日に公布された資源有効利用促進法の改正案についても情報を提供します。ウェビナーはオンラインで行われ、参加は無料です。参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。
対象者
このセミナーは、以下の方々におすすめです。
- - EU向けに製品を製造・輸出・調達している企業の担当者(調達、品質管理、法規認証、サステナビリティ)
- - サプライチェーンのCO2排出管理やトレーサビリティに課題を持つ企業の経営者や担当者
- - 地域の企業の輸出支援やサステナブル産業振興に携わる自治体や公的機関の担当者
登壇者の紹介
ウェビナーにはBooost株式会社のドメインエキスパート部の植村哲士氏が登壇します。植村氏は、インフラ開発や持続可能な開発に関するプロジェクトに従事し、LSEで博士号を取得後、製品のカーボンフットプリントに関するプロダクト開発に携わってきた実績を持ちます。また、経済産業省関連の委員としても活動しています。
Booost株式会社のビジョン
Booostは大手企業向けのサステナビリティERP「booost Sustainability」を提供しており、企業のサステナビリティ情報の収集と管理を効率化します。サステナブルな経営を持続可能な形で推進するための支援を行っています。
このウェビナーは、企業の持続可能性を高めるための重要なポイントを理解するための絶好の機会です。ぜひ参加をご検討ください。