ENAGEEDの導入校数が1,000校を超える
株式会社エナジードが提供するキャリアマネジメントシステム「ENAGEED」が、2025年3月末までに全国で1,000校に導入されることが決まりました。このプログラムは、中高生の自己効力を育成することを目的としており、2025年度には12万人の生徒が「やったら、いけた」という感覚を体験することが期待されています。
教育の現場で求められる柔軟な支援
探究学習が必修化されてから3年が経過し、教育現場では「一律の型」ではなく、「今の状態」に合わせた柔軟な学びの支援が求められています。多くの学校がその課題に立ち向かっているとはいえ、文部科学省が挙げる「自ら考え、行動できる力」を育成することには依然として多くの課題が残されています。特に、生徒が選んだテーマに対してどのように伴走し、進路に結びつけるかが求められています。これに対応して、ENAGEEDは“個別最適な支援”ができるシステムに進化しています。
状態価値を重視したENAGEEDの設計
ENAGEEDでは、単なる教材の内容にとどまらず、生徒の「今、どんな状態にいるのか」を可視化し、その変化を把握できるように設計されています。教師は、これにより生徒の小さな変化に気づき、実感をもって援助することが可能となります。この“状態価値”への注目は、教師と生徒の関係をより強固にし、教育効果を高めることにつながると考えられています。
社会全体に希望を広げるENAGEED
ENAGEEDでは、一人の生徒が「やってみたらできたかも」という経験を積むことで、その影響がクラスメイトや教師に広がり、学校全体が変わることを目指しています。2025年度には、12万人の生徒がこのプログラムを通じて自己効力感を育成し、それぞれの可能性に気づくきっかけを得ることになります。
エナジードの理念と今後の展望
株式会社エナジードは「かっこいい大人を増やす」ことを目指し、自らの生き方に誇りを持てる社会の実現を目指して様々なサービスやプロダクトを提供しています。自己効力感を核に、学校、企業、地域社会と連携し、AIやデータ分析の力を使いながら、生徒一人一人の可能性を引き出すお手伝いをしています。私たちは、これからも教育現場の皆様と共に“誰もが自分の可能性に気づける社会”を実現するための取り組みを進めていく所存です。