イオンウォレットが国際デザイン賞で三冠を達成
イオンフィナンシャルサービス株式会社が提供している「イオンウォレット」は、歴史ある国際デザイン賞「International Design Excellence Awards (IDEA) 2024」でシルバー賞を受賞しました。この受賞により、すでに獲得しているドイツの「iF DESIGN AWARD 2024」とイタリアの「A' Design Award and Competition 2024」を加え、国際的なデザイン賞での三冠達成を果たしました。設計とユーザー体験の向上を目的としたこのアプリは、株式会社フォーデジットがデザインを手掛けています。
イオンウォレットの利用状況
「イオンウォレット」は、2016年にイオンカード公式アプリとして市場に登場して以来、ユーザーからの支持を受け、これまでに1,700万回以上のダウンロードを記録しました。このアプリは、ユーザーの生活スタイルやニーズに基づいたパーソナライズ機能を搭載しており、2023年9月には新たなリニューアルを行いました。このアップデートにより、クレジットカード、コード決済、ポイントなど多様なサービスをシンプルに管理できるようになりました。
ユーザー体験を重視したデザイン
新しい「イオンウォレット」は、複雑さを排除し、使いやすさを追求したシンプルなデザインが魅力です。アプリの中で必要な情報にすぐにアクセスできるように工夫されており、支払いやクーポンなどの機能が直感的に利用できるよう設計されています。特に、個々のユーザーに合わせたカスタマイズ機能は、利用者のライフスタイルに応じてアプリが進化していくことを可能にしています。
国際デザイン賞について
「International Design Excellence Awards(IDEA)」は、アメリカ・インダストリアルデザイナー協会(IDSA)が主催する権威あるデザイン賞で、2024年に44回目を迎えます。毎年、世界のデザイナーから数千件のエントリーが寄せられ、デザインの革新性や社会への貢献、美的な評価など、多様な基準で厳正に審査されます。
フォーデジットの努力とアプローチ
フォーデジットは、2022年8月からイオンウォレットのデザインに関与し、サービスデザイン、UI/UXデザイン、フロントエンド開発まで幅広く担当しています。彼らは1300人のユーザーによる実態調査を行い、アプリ利用時のストレス要因を洗い出しました。情報が多すぎることで、ユーザーが必要な情報を見逃すケースを解消するため、シンプル且つ直感的なデザインを追求。
また、フロントエンドの改善に加え、継続的な改善体制を構築し、2023年9月のリリース後もユーザーからのフィードバックをもとにした改善活動を続行しています。これにより、ユーザーが利用を重ねるごとに金融リテラシーを向上させられる仕組みを目指しています。
今後の展望と利用者へのメッセージ
「イオンウォレット」は、これからもユーザーとの距離を更に縮め、金融サービスに対する利便性を高めていく計画です。現在のデザイン賞受賞を機に、新たな機能やサービスを追加し、さらなる成長を遂げることを期待しています。今後も使いやすさと安心感を兼ね備えたアプリとして、ユーザーから愛される存在であり続けることを目指しています。