妊娠・出産・育児を支える「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2025」
2025年1月15日、妊娠・出産・育児関連情報を提供する「たまひよ」が「第16回たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2025」のランキングを発表しました。この大賞は、ママやパパ約2000人を対象に、実際に使用して良かったと思う商品やサービスをもとに調査を行い、全76部門の結果が示されるものです。
「たまひよ」は、1983年の創刊以来、妊娠・育児中の親達にリアルな体験談や商品情報を提供し続けてきました。2010年からは、赤ちゃんグッズ大賞を通じて、毎年支持された商品をランキング形式で発表しており、特に初めての出産を迎えるカップルに大きな支持を集めています。
自治体の「出産・子育て応援ギフト」を活用
近年、特に注目されているのは、自治体による「出産・子育て応援ギフト」の利用状況です。調査によると、妊娠中又は産後にこのギフトを「知っていて、利用した」もしくは「知っていて、今後利用する予定」と答えた人は90%以上に及びました。このギフトは、国が出した「出産・子育て応援交付金」をもとに各自治体が独自に支援策を展開し、地域のニーズに合わせたさまざまな支援があることが特徴です。
具体的には、妊娠中に5万円、産後に5万円が支給され、育児グッズや家事サービスなど、その内容は多岐にわたります。東京都の「赤ちゃんファースト」といった名称も例に挙げられ、地域ごとの多様性が感じられます。
実際の調査でも、妊娠中には「マタニティ用品」、「大物ベビー用品(ベビーカーやチャイルドシート)」、産後には「ミルク・ベビーフード」、「おもちゃ」といった選択が多く見られました。特殊なニーズに応じたアイテムが求められていることがわかりました。
ママ・パパの本音が反映されたランキング
たまひよの統括編集長である米谷明子さんは、「この大賞は、妊娠や育児をする世代において、赤ちゃんグッズを選ぶ大事な指標となっています。最近、自治体の支援が充実し、希望する支援を受け取ることができる環境が整っています。その影響か、利用者のニーズに合わせた商品選びが進んでいるように感じます」とコメントしています。
たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2025の調査は、2024年8月15日から9月8日まで行われ、妊娠中または育児中の親たちからの有効回答数は2062件に達しました。特に、「実際に使って良かった」という内容に基づいた商品選定は、親たちのリアルな経験を反映した結果であると言えます。
受賞商品をチェック
たまひよ赤ちゃんグッズ大賞では、各部門で多くの受賞商品が選ばれています。例えば、ベビーカー部門ではアップリカの「ラクーナシリーズ」が、抱っこひも部門ではErgobabyの「エルゴベビーベビーキャリア」が人気を博しました。さらに、育児用のミルクやベビーフードといった必需品も高評価を得ており、利用者のニーズが的確に表れています。
今後、赤ちゃんグッズ大賞はヒット商品を生み出し続け、特に育児の新たなスタイルを模索する親たちにとって頼もしい情報源であり続けることが期待されています。
特別イベントと新構想
2025年1月28日には、「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞発表セレモニー」が行われ、藤本美貴さんをゲストに迎えて、選ばれた商品を紹介するトークショーも計画されています。また、新たに「ネクストブレイクアワード2025」がスタートし、編集部が注目する育児商品に関して、ユーザーと共に選ぶ新しい形のコンペティションが導入される予定です。
たまひよは今後も、育児環境の向上に向けた情報を発信し、親たちの育児生活をサポートしていくことでしょう。