日本におけるサウナ実態調査2026年版
日本サウナ・温冷浴総合研究所が実施した最新の「日本のサウナ実態調査」が発表されました。この調査は、全国の成人男女1万人を対象にしたもので、サウナ愛好家の人口やトレンドの変化に関する興味深いデータが得られました。
サウナ愛好家の人口とその内訳
2025年度におけるサウナ愛好家の推計人口は約1500万人であり、2024年度と同様の安定した数値となっています。特に、ヘビーサウナーと称される、月に4回以上サウナを利用する層は増加の兆しが見られ、2025年には約250万人に達しました。これは昨年度の180万人からの大幅な増加を示しています。一方で、ミドルサウナーとライトサウナーの層は、それぞれ減少傾向が続いています。例えば、ミドルサウナーは440万人から410万人に、ライトサウナーも同様に減少していることが分かりました。
このように、サウナ愛好者の間ではヘビーサウナーが増える一方で、その他の層は減少しているという、興味深い結果が出ています。
地域ごとの違いに注目
サウナ愛好家の地域別分析を行ったところ、関東圏では58%の増加が見られ、これは特にヘビーサウナーの増加が主な要因とされています。関西周辺でもヘビーサウナーの数が22%増えたものの、ミドルサウナーは減少傾向にあり、特に関西地域ではライトサウナーの減少も目立ちました。
温冷浴の認知状況
温冷浴に関する認知度については、調査開始以降、安定した状況が続いています。サウナ愛好家の約3分の1は温冷浴に関して知識があり、実践しているとのこと。しかし、温冷浴を知っているが実践していないという層も同様に多く存在し、普及が進んでいるとは言えない現状です。特に、ライフスタイルが多様化する中で、サウナの使い方も変わってきているのかもしれません。
サウナ施設選びの基準
リピート利用において最も重視される基準は、「住まい・職場からの距離」となっています。これは、2016年からの調査と比較しても変わらず、やはりアクセスの良さが重要視されています。また、清潔さや利用料金も重視されており、特に近年は安全性への意識も高まっていますが、依然として主要な条件ではありません。
今後の展望
数年にわたり続いているこの調査により、サウナ文化の姿がより明確になりつつあります。サウナの愛好者層が変わる中で、業界としても新しいサービスや体験を提供することが求められるでしょう。これからのサウナの潮流に注目です。
一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所は、サウナを取り巻く環境をより良いものにするために、引き続き調査と研究を重ねていく所存です。サウナ愛好家の皆様にとって、今後どのような進展が待っているのか、大変楽しみです。