100周年を迎えるルイスポールセンの照明デザインと特別コレクション
デンマークの照明メーカー、ルイスポールセンが2026年に記念すべき100周年を迎え、ポール・ヘニングセンによる象徴的な照明デザイン「システム PH」の特別コレクションを発表しました。このコレクションには、テーブルランプやフロアランプ、シャンデリアなどが含まれており、エイジド・ブラス仕上げが施され、歴史的な趣を持ちながらも現代のインテリアに調和するデザインが魅力です。
システム PHの歴史と革新
1926年にポール・ヘニングセンが開発した「システム PH」は、デザインにおける革新の象徴です。計算し尽くされたシェードの構成と理想的な角度に基づくフォルムは、照明業界に革命をもたらしました。このシステムが確立された当初から今日に至るまで、そのデザイン哲学はルイスポールセンの照明デザインにおける中核を形成し続けています。
特別モデルの詳細
「PH センテナリー・コレクション」には、特に注目すべきモデルが数点存在します。まずは、1933年から1960年代半ばまでカタログに掲載されていた「PH 1/1 シャンデリア センテナリー・エディション」です。このモデルはかつてボンバードメント・シャンデリアとして知られ、家庭用照明のためにデザインされたものです。
エイジド・ブラスに繊細なヘアライン加工が施され、ダスティ・テラコッタ色の口吹き乳白ガラスが使用されているこのシャンデリアは、サイズ展開があり、すべての製品にはシリアル番号が手作業で刻印されています。これにより、世界限定のコレクターズアイテムとしての価値が高まっています。
また、「PH 3/2 テーブルランプ」と「PH 3½-2½ フロアランプ」もコレクションに含まれています。これらは1927年に発表されたモデルを基にし、エイジド・ブラスやアンバー色の上部シェード、乳白ガラスの下部シェードを組み合わせることで、周囲に柔らかい光を広げる設計になっています。
発売情報と価格
「PH センテナリー・コレクション」は、2026年4月1日から第1弾として、シャンデリア、テーブルランプ、フロアランプが発売され、秋には第2弾の発表が予定されています。価格は3灯タイプのシャンデリアが約56万円、6灯タイプが約101万円、9灯タイプが約146万円となっています。テーブルランプは約27万円、フロアランプは約38万円です。
グローバルキャンペーン「PHOREVER」
この記念すべき年に合わせて、ルイスポールセンはグローバルキャンペーン「PH(F)OREVER」を立ち上げました。このキャンペーンは、システム PHが築いてきた歴史と未来への願いを込めて展開されます。
今後の動向
ポール・ヘニングセンは、「光のデザイナー」として知られ、照明デザインの領域に大きな影響を与えた人物です。彼の理念やデザインの美しさは、ルイスポールセンの製品に色濃く反映されています。今後も、ルイスポールセンがどのような革新的なデザインを生み出していくのか、期待が寄せられます。
この特別なコレクションを通じて、時代を超えた照明の美しさと機能性をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。