竹虎の新作無塗装炭化しゃもじ
高知県須崎市に本拠を置く竹材専業メーカーの「竹虎」は、新たに無塗装の炭化竹製しゃもじを発売しました。この商品は、創業1894年の伝統を受け継ぎ、竹の自然なぬくもりを感じさせてくれる一品です。新しいしゃもじを手に取ると、どこか懐かしさを感じる素朴な風合いが特徴です。
1. 竹の厳選された素材
無塗装の炭化しゃもじには、国産の孟宗竹が使用されています。この竹は日本の暮らしに深く根付いた素材で、職人が一本一本手作業で丁寧に削り出しています。塗装を施さないことで竹の本来の風合いと香りを大切にし、使うたびに優しい甘さを感じることができるのです。まるで故郷に帰ったような心安らぐ体験を提供してくれます。
2. 素朴でありながら実用的
一般的なしゃもじは、表面にブラスト加工を施し、クリア塗装をすることが多いですが、竹虎のしゃもじはあえてその加工を行っていません。これにより、竹のくすみや独特の模様がそのまま生かされています。このような素朴さは、どれも一つひとつが異なる表情を持った仕上がりとなっており、まさに手仕事の魅力が詰まっています。
3. 炭化加工の魅力
無塗装炭化しゃもじのもう一つの特徴は「炭化加工」です。このプロセスでは、高温高圧で竹を蒸し焼きにし、防虫や防カビ効果を高めています。薬剤を使わず、安全に竹を肉厚に仕上げることで、深みのある茶褐色が生まれ、使うたびに風合いが増していきます。これが自然素材ならではの魅力ですね。
4. 快適な使い心地
竹素材の特性を活かし、このしゃもじは強度を保ちながらも軽やかで、使い心地が非常に良いです。外皮に近い部分は繊維が密に構造されており、しなやかさと軽さとのバランスが取れています。そのため、ご飯をふんわり優しくすくえるような絶妙な厚みに仕上げられています。
5. 自然素材の魅力
竹虎では、竹材を無駄なく活用し価格も抑える努力をしています。節の位置には個体差がありますが、それもまた自然素材の味わいとして受け入れられています。このしゃもじは、表面的な美しさだけでなく、暮らしに寄り添う実用性と温かみを兼ね備えています。
6. 2025年3月28日から販売開始
新しい無塗装の炭化しゃもじは2025年3月28日から販売を開始します。価格は990円(税込)で、手頃な価格も魅力の一つです。竹虎のホームページでぜひご覧ください。
無塗装炭化しゃもじの詳細はこちら
この素朴で味わい深い手仕事の逸品を、日常の食卓に取り入れてみませんか?自然素材から生まれたぬくもりと懐かしさを、あなたの日々に添えてくれることでしょう。