かどや製油、168年の歴史を経て新たなブランドへ再生
かどや製油株式会社が、創業168年目を迎えたことを記念して、ブランドリニューアルを発表しました。このリニューアルは、企業としての過去を振り返るだけでなく、未来への希望と決意をも表現すべく行われます。2026年11月5日、いわゆる「ごまの日」に新しいロゴとタグラインを採用し、さらなる成長を目指す姿勢が示されています。
新しいロゴは、伝統の「山角(ヤマカク)」マークを継承しながら、国際的にも通用する英文ロゴ『KADOYA』としてリフレッシュされました。また、和文のタグライン「ひらけ、 ごまの可能性。」が掲げられ、国内外でのブランド展開がさらに進化していくことを約束します。
168年間途切れない一筋の思い
1858年の創業以来、かどやは一貫してごま油に力を注いできました。彼らの製品は、日本の食卓に欠かせない「純正ごま油」をはじめ、高品質なごま油で市場の約45%のシェアを誇ります。2026年3月期には、売上高が初めて400億円を超え、営業利益も前年より20%以上増加するなど、さらなる成長を果たしました。
海外市場においても、特に北米では、日本産ごま油の中でも約7割のシェアを持つプレミアムブランドとしての地位を確立。全体の売上の約3割が海外からのものであり、グローバルに展開する意欲が高まっています。
未来を見据えた決意表明
ブランドリニューアルはただのデザイン変更にとどまらず、かどや製油が新たな目標に向かうための重要なステップです。新たに策定されたPVV(パーパス・ビジョン・バリュー)に基づき、企業の変革が進められています。そして、2028年までの中期計画とある「かがむ年」と位置づけられた今年は、革新や市場開拓に向けた攻めの投資が行われます。
かどやは「ファンベース経営」を掲げ、顧客や取引先、従業員との関係をより深め、共に成長する企業を目指します。過去の実績に驕ることなく、社会の変化や需要に応える柔軟さを持った企業モデルを構築していく予定です。
新ブランドカラーとムービーの発表
新たなブランドリニューアルに合わせ、コーポレートカラーとして「KADOYA RED」、「KADOYA WHITE」、「KADOYA BLACK」の3色が設定され、統一したデザイン発信が可能になります。さらに、新しいコーポレートムービーも発表され、1858年から続く歴史が集約された内容となっています。
今後のスケジュール
2026年の11月5日には新ブランドが正式にローンチ予定で、同時にコーポレートサイトやオンラインショップの内容も刷新されます。これにより、消費者との接点がより強化されることでしょう。
伝える思いと未来への期待
かどや製油の代表取締役社長である北川淳一氏は、「ごまには、まだ世界に広げられる大きな余地があります」と語り、従来の品質と伝統を守りつつ、新たな技術や発想を取り入れることで、健康や豊かさの実現に貢献していく決意を示しました。
「ひらけ、ごまの可能性。」というタグラインには、ごま一粒が秘める力を最大限に引き出し、世界中の人々の食卓を豊かにできるという可能性が込められています。これからのかどや製油の展開に、期待が高まります。