商店街の未来を考える！中小小売商業活性化フォーラム開催

中小小売商業活性化フォーラム開催のお知らせ

今年、2023年11月17日（月）に「中小小売商業活性化フォーラム」が神田明神ホールにて開催されます。このフォーラムのテーマは「都市を読む～東京の商店街、魅力の再発見」です。東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社が共催して行われるこのイベントは、商店主の方々の経営意欲を引き出すことを目的としています。

商店街は単なる買い物の場ではなく、地域コミュニティの要としても重要な役割を持ちます。しかし、近年は人口減少や少子高齢化の進展、消費者の価値観の変化、さらにはキャッシュレス決済の普及といった環境の変化が商店街に大きな影響を及ぼしています。これを背景に、皆さまに商店街の新たな魅力を再発見していただくことを目的としています。

このフォーラムでは、著名な建築史家であり江戸東京歴史文化の専門家である陣内秀信氏を招き、基調講演を行います。彼の講演タイトルは「都市を読む～東京の商店街、魅力の再発見」です。これは東京の商店街が地元だけでなく、世界的に見てもどのように重要な役割を果たしているのかを解説する内容となっており、参加者にとっては新たな視点を提供する貴重な機会です。

基調講演とプログラム詳細

フォーラムは、以下の2部構成で行われます。第一部では、陣内氏の基調講演が行われる予定です。第二部では、毎年恒例の「東京商店街グランプリ」の表彰式も同時に開催されます。このグランプリは、東京都内の商店街がどのように地域振興に貢献しているかを評価し、優れた取組を表彰するイベントです。

フォーラム概要

- 日時: 令和7年11月17日（月）13:15～16:15（開場12:45）
- 場所: 神田明神ホール

〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2 神田明神文化交流館2階

- 定員: 150名（事前申込制、先着順、無料）
- 申込方法: 公社の公式ホームページより、令和7年11月10日（月）までに申し込みが必要です。

会場への参加希望者が定員に達した場合は、後日、YouTubeでの録画配信も行われる予定です。そのため、参加を希望される方は早めの申し込みが推奨されています。

陣内秀信氏のプロフィール

陣内氏は1947年に福岡県で生まれ、法政大学の名誉教授であり、現在は中央区立郷土資料館の館長も務めています。東京大学大学院で工学博士号を取得し、建築史や都市史を専門としています。彼は「東京の空間人類学」などの著作を通じて、東京の歴史的な側面を解明しており、現代の都市づくりに関する貴重な提言も行っています。テレビ番組にも頻繁に出演しており、幅広い知識を一般に伝える役割も果たしています。

商店街の再活性化という課題に対して、新たなアイディアやヒントが得られるこのフォーラムに、ぜひご参加いただきたいと思います。