Web3時代に向けた人材育成を目指すオンライン教材の提供開始

Web3時代の人材育成に向けて

株式会社zero to oneと野村證券が手を組み、Web3人材の育成を目指したオンライン教材の提供を4月24日から開始します。このコースは、「ビジネス活用のためのWeb3：ブロックチェーン、暗号資産、メタバースまで」と名付けられ、Web3の概念や関連技術について広範囲にわたる知識をいつでもどこでも学ぶことができます。

Web3とビジネスの関係

Web3時代の到来と共に、ブロックチェーン技術や暗号資産の実用性が注目されています。しかし、企業がこれらの新技術を活用するには、多くの時間とコストをかけて基礎知識の学習や事例の調査を行う必要があります。そうすることで、企業がWeb3を利用した新しい事業を創造するための土台を築くことができるのです。

これに対し、野村證券は金融業界での豊富な知識と経験を基に、zero to oneは先端テクノロジー分野の教育を行ってきた実績を活かし、双方が連携して教材を開発しました。これにより、Web3ビジネスに必要な基礎知識をより効率的に提供します。

カリキュラムの詳細

このオンラインコースは、約60本のビデオ教材で構成されており、各動画は5分程度。学習内容に対する理解度を確認できるテストも用意されており、約100問の質問が含まれています。受講者は、自らのペースで学びながら知識を定着させることが可能です。

提供される内容は以下の通りです：

- Web3.0/Web3の概念：基礎的な概念を理解
- ブロックチェーン入門：その仕組みと利点を学べる
- 暗号資産：種類や投資のポイント
- スマートコントラクト：基本的な技術の理解
- NFT（非代替性トークン）：実際の事例を通じて学ぶ
- DAO（分散型自律組織）：新しい経済モデルの理解
- メタバース：マーケティングチャンスを探る

受講料は29,700円（税込）で、個人はもちろん法人契約も可能です。受講期間は購入から60日で、その間に必要な知識を身につけることが期待されています。

未来を見据えたセミナーの開催

教材のリリースを記念して、5月28日には「未来を創るWeb3×AI」というテーマでオンラインセミナーが予定されています。このセミナーでは、著名な書籍の著者である大植択真氏が基調講演を行い、Web3とAIの未来的なビジョンやビジネス活用の可能性について語ります。高度な知識を持つ講師陣からの有益な情報が提供される貴重な機会で、参加費は無料です。

参加者は事前に登録を行う必要がありますが、Zoomを用いてのオンライン形式なので、幅広い職種の人々が容易に参加できるでしょう。

zero to oneと野村證券について

株式会社zero to oneは、先端IT分野、特にAIやデータサイエンスの教育を推進し、これまでにのべ600社、2万人以上のAI・DX人材の育成を行ってきた実績を持ちます。野村證券は、グローバルに展開する金融サービスグループとして、様々なフィールドでの成長を支援しています。

このような背景を持つ二社が協力することで、未来のビジネスにおいて必要不可欠なWeb3人材の育成が促進されることでしょう。新たな時代に向けた一歩として、このオンライン教材とセミナーにぜひ注目してみてはいかがでしょうか。