大学向けオンライン授業支援システム「CaLabo® Online」
2020年12月、チエル株式会社から新たにリリースされた「CaLabo® Online」は、コロナウイルス感染症の影響で急速に普及したオンライン授業のニーズに応えるために設計されたシステムです。このシステムは、学生の出席確認や授業の参加状況、課題提出の管理を行うため、大学の講師陣から寄せられた多様な要望に基づいています。
開発の背景
新型コロナウイルスの影響で、多くの大学が従来の対面授業からオンライン授業への移行を余儀なくされました。様々な企業が提供するWeb会議ツールを駆使して講義を進めているものの、学生の出席状況や講義の実施状況を詳細に把握したいというニーズが高まっています。これを受けて、チエル株式会社は大学向けのオンライン授業支援システムを新たに開発することを決定しました。
「CaLabo® Online」の特長
1. 学生の出席状況を把握
学生はオンライン授業に参加することで、簡単に出席を取ることが可能です。授業の開始時刻を指定することで、遅れた学生を自動的に遅刻として記録できます。また、教師は学習履歴から学生の出席状況をリアルタイムで把握できるため、授業の運営が一層スムーズになります。
2. 学生参加型の授業を実現
「CaLabo® Online」では、オンライン授業中にアンケートや小テスト、教材配布が可能です。これにより、学生は授業の流れに参加し、理解度を確認することができます。特に小テストは、学生の理解度を測るための効果的な手段となり、教授陣も更なる指導に活用することができます。
3. Microsoft Teamsとの連携
2021年からは、Microsoft Teamsとの統合が予定されています。この機能により、授業を始める際に自動でクラスが作成され、受講者情報の同期が行われます。また、授業スタート時には専用のチャネルが設けられ、Microsoft Teamsを通じてシームレスにオンライン授業を行うことができるようになります。この連携によって、授業運営の効率が大幅に向上します。
お問い合わせ
「CaLabo® Online」についての詳細やお申し込みは、チエル株式会社の公式ウェブサイトからも可能です。
会社情報
チエル株式会社は1997年に設立され、「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」という理念のもと、教育分野に特化したICTシステムの開発を行ってきました。安全かつ高品質な授業を支援するために、フルデジタルCALLシステムやタブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなど、多岐にわたる製品を提供しています。
本社は東京都品川区に位置し、教育市場への技術革新を通じて、さらなる成長と社会貢献を目指しています。