トヨタファイナンシャルが提供する新機能「my route」
トヨタファイナンシャルサービス株式会社(TFS)は、株式会社KASSE JAPANや株式会社JTB、三重交通株式会社、フォルシア株式会社などと協力し、2026年11月からMaaSアプリ「my route」に新たな機能を加えることを発表しました。この新機能では、交通手段と観光、体験、飲食などのコンテンツが一体化され、利用者はよりスムーズに旅行計画を立てることができるようになります。
旅行需要の変化とMaaSの役割
観光需要はインバウンドを含めて回復しているものの、地域においては二次交通の確保や特定の観光地への需要集中が問題視されています。例えば、ある観光地では訪れる時間帯によって混雑が生じることが多く、旅行者が快適に過ごせる環境が欠如しています。そこで、この「my route」では、交通サービスの検索やチケット購入が行われるだけでなく、観光体験の予約も一元化し、利用者が分断されずに手続きできる体験を提供します。
具体的なサービス内容
新しい「my route」では以下の二つを実現するとされています。
1.
「移動+目的」の統合:移動計画から観光や体験を連携させ、利用者が目的地に到着した瞬間から様々なアクティビティを楽しむことができるようになります。
2.
ワンストップサービスの実現:外部サイトへの遷移を防ぎ、検索・予約・決済の流れをシームレスにすることで、利用者の手間を軽減。不明点なく、安心してサービスを利用できるよう設計されています。
各社の役割と今後の見通し
このプロジェクトの実施に当たり、参加各社はそれぞれの専門性を活かしてシステム開発やコンテンツ作成を進めます。特に交通事業者や観光施設との連携を強化し、利用者体験を検証しながらより良いサービスの提供に努める方針です。また、得られた利用データを分析することによって、持続可能な観光施策や地域のニーズに応じた新たなサービスの創出にも寄与することを目指しています。
「my route」の特徴
「my route」は、交通事業や観光コンテンツを一体化し、デジタルチケットの購入やマルチモーダル経路検索を提供するアプリです。使い方は至って簡単で、目的地への最適なアクセス方法を検索したり、観光名所の予約をリアルタイムで行ったりできます。このことで、地域のデジタルトランスフォーメーションにも貢献しています。
ツーリズムEXPOジャパン2026での発表
2026年9月には「ツーリズムEXPOジャパン2026」も予定されており、フォルシアがこの取り組みの詳細を解説するブースを出展する予定です。この場では「my route」のほか、観光業界向けの技術プラットフォームに関する情報も提供される予定となっています。
結論
観光体験と交通を結びつける「my route」の新機能は、訪日外国人や地域観光の活性化だけでなく、旅行者にとっての利便性向上にも寄与します。この取り組みが実現することで、観光の質が向上することを期待します。