企業価値を最大化する新しい経営指標「Value Velocity」
Earth Technologyグループは、経営判断のスピードを大幅に向上させる新たな指標「Value Velocity(バリューベロシティ)」を策定しました。この指標は、企業価値を迅速に実現するための重要な要素として位置付けられています。特に激しい変化が求められる現代において、ますます重要になっている経営判断の速度を最大化する狙いがあります。
経営判断の速度が求められる背景
近年、不透明な環境や急速な市場変化に直面する企業が増えており、コンセンサスを待って行動することは、機会の損失を招くリスクが大きいという認識が広がっています。Earth Technologyグループでは、「判断の内容」と「判断までの速度」の両面が企業価値に影響を与えると考えています。このため、経営判断の基盤となる新たな軸を定義することに至りました。
「Impact F•CES」の概念
新たに定義された経営判断軸「Impact F•CES(インパクトフェス)」は、企業が持続的な価値を創出するためのフレームワークです。これは、株主や財務、顧客、人材、社会、すなわち自然との調和を維持しながら経営を行うことを目的としています。具体的には以下の4つの要素から成り立っています。
- - Fund(財務・資本): 健全な財務設計
- - Customer(顧客): 本質的な価値を提供
- - Employee(人材): 成長と誇りを持たせる
- - Society(社会): 自然・社会・産業との調和
これにより、日々の意思決定がより効果的になり、企業の価値を高めていくことが期待されます。
「Value Velocity」の具体的な意義
「Value Velocity」とは、企業価値が「考えられている状態」から「動き始める状態」に移行するまでのスピードを表す指標です。この指標は、現場の実行速度ではなく、経営者が意思決定を下すまでに要する時間に焦点を当てています。
具体的には、毎週1%の改善を積み重ねることを重視し、まずは小さな改善から始め、最終的には4年半でそのスピードを10倍に引き上げることを目指します。これにより、迅速な判断と継続的な検証を通じて、企業価値を一層高めることが可能になるのです。
速度を支える2つの柱
「Value Velocity」を最大限に引き上げるため、Earth Technologyグループは2つの柱を設けています。ひとつは、
Individual Executive Velocity(経営者個々人の速度)。この柱は、経営者が不確実な環境下でも判断を行えるスキルを育成します。
もうひとつは、
Noise-Cancelling Management(ノイズキャンセリング・マネジメント)。これは、必要のない情報や過剰な合意形成を排除し、本質のみが残るような効率的なマネジメントを実現します。これにより、経営者が迅速に決断できる環境を整備します。
CEOのビジョン
CEOの門脇直樹は、企業の存在意義は「Impact F•CES」という判断軸によって定義され、これを実践に移すことが重要であると述べています。企業が成し遂げるべき目指すべき目標は、意義を決める力と、その意義を価値に変える速度の両方を高めることです。
今後の展望
Earth Technologyグループは、この経営理念をもとに、意思決定プロセスを見直し、効果的なコミュニケーションを促進させることを目指します。また、判断の基準を全社員と共有し、企業価値の向上を図り、いっそう強靭な企業体へと進化することを誓っています。この新しいアプローチにより、ステークホルダーに対して最高の価値を提供し、持続可能な企業価値の向上に努める意志を示しています。