AIで業務効率化
2025-08-26 11:13:07

株式会社EggAIとIHIがAIを活用した設計照査業務の革新を目指す新システムを開始

株式会社EggAIと株式会社IHIインフラ建設が共同開発した新システムの紹介



東京都文京区にある株式会社EggAIと、東京都江東区の株式会社IHIインフラ建設が手を組み、設計照査業務のさらなる効率化を目指して新たなAIシステムを開発しました。このシステムは、特に橋梁などの大規模なインフラ設計における照査報告書作成を自動化しつつ、年間1000時間以上の工数削減を見込んでいます。

システムの目的と背景


インフラ建設業界では、設計図面や計算書についての照査が非常に重要です。しかし現在、照査報告書は担当者ごとに個別に作成されており、特に若手社員には時間と労力がかかるため、業務負担が大きいという現状があります。この問題を解消するために、EggAIとIHIでは以下のような目的で新システムの開発に取り組みました。

1. 照査報告書作成の自動化: 図面チェックリストから不適合項目を自動抽出し、その情報をもとに照査報告書を簡単に作成。
2. 業務負荷の軽減と品質確保: 若手社員が効率的に高品質の報告書を作成するための支援を行う。
3. 将来的なデータベース連携の拡大: AIによる図面チェックリストの自動作成やデータベースの自動更新を視野に入れて業務を進化させる。

システムの概要と機能


システム名


  • - 設計照査報告書自動作成システム(仮称)

主な機能


  • - 図面チェックリストの入力データ解析を行い、不適合項目を自動で抽出。
  • - 照査報告書や問題点説明資料のテンプレートを自動生成し、迅速に文書化。
  • - 将来的には、案件別の問題点説明用図面作成も自動化する方向性を持つ。

期待される効果


この新システムによって、次のような効果が期待されています。
  • - 工数削減: 年間で1000時間以上の時間を削減し、業務の効率を向上させる。
  • - 品質とスピードの向上: 作成される書類の品質を維持しながら、スピード感のある作業を実現。
  • - 将来の拡張性: AI技術を駆使することで、業務の範囲が広がる可能性を持つ。

今後の展望


両社はこのシステムの導入を足がかりに、橋梁建設プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに推進していく考えです。AI技術の導入により、今後も多様なソリューションの開発に取り組む予定です。

EggAIの会社概要


株式会社EggAIは、東京大学の研究開発を基盤としたAIソリューションの提供を行うスタートアップ企業です。社会課題に対する技術的解決策を提案することを目指し、技術の向上に日々努めています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社EggAI
住所
東京都文京区本郷6-25-14
電話番号
070-8584-2882

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。