インタープレイテクノロジーが発表した新機能
インタープレイテクノロジーは、デジタルサイネージ向けの新プラットフォームで電話機能を追加したことを発表しました。この革新的な機能は、これまでタブレットやサイネージを使用する際に直面していた多くの制約を解消します。
従来の課題
これまで、デジタルサイネージに電話機能を組み込む際は、専用のIP電話アプリを使用しなければなりませんでした。そのため、電話をかける際にはアプリを開く必要があり、カスタマイズも限られていました。さらに、変更には高額な費用がかかることも問題で、利用側からすると非常に不便でした。
新たな電話機能の導入
インタープレイテクノロジーが展開する新プラットフォームは、電話機能をコンテンツとして取り込むことにより、顧客が安心して使用できる環境を提供します。コンテンツの差し替えによって、ユーザー自身が画面のデザインやインターフェイスを自在に調整できるのです。
写真を使った直感的な電話帳
このシステムの一例として、介護付き高齢者向け住宅が挙げられます。日常的には、孫や家族の写真を表示するフォトフレームとして利用している画面に、電話ボタンをタップすることで、「息子」や「妻」、「ケアマネージャー」などのアイコンが現れます。それを選択するだけで、簡単に電話がかけられる仕組みが整っています。電話がかかってきた場合には、フォトフレーム画面から通話画面にすぐ切り替わりますので、まさに直感的な操作です。
各国のニーズに対応したインターフェイス
更に、インタープレイテクノロジーのプラットフォームでは、海外からの観光客向けに、国ごとの旗のアイコンを使用したりと、インターフェイスのカスタマイズも自由に行えます。これにより、特定の国のユーザーに対しても扱いやすさを提供します。
通話機能の拡張
インタープレイテクノロジーは、IP-PBXを通じて固定電話や携帯電話に対する発着信が可能です。さらに、マンションやホテル内部では無料で内線機能として使えるため、コストを抑えながらコミュニケーションが行えます。
現時点では音声通話機能のみに限られるものの、2015年中にはTV電話機能の追加も計画されています。これにより、より多様なニーズに応えることができるでしょう。
積極的な普及活動
インタープレイテクノロジーは、「InterPlay Signage」最新バージョンを介護施設や観光地、ホテルなど様々な場面で積極的に展開していく方針です。これにより、より多くの人が利便性を享受できる環境を整えていく考えです。
主な機能のまとめ
- - 通話相手に紐付けられたアイコン表示機能
- - 着信時に通常のコンテンツ表示から自動的に電話画面へ切り替え
- - 電話ボタン及び紐付けられた番号は配信で変更可
- - 内線通話機能
- - 外線通話機能
- - 通話記録機能
インタープレイテクノロジーの企業理念
インタープレイテクノロジーは、「インタープレイ」という概念を大切にし、お客様やパートナーとの協力によって成長していく企業です。詳細情報については、
公式サイトをご覧ください。