茨城県公認VTuber「茨ひより」がAI化！新たな対話型キャラクター誕生の背景と魅力

茨城県公認VTuber「茨ひより」がAI化！

2023年4月、茨城県の公認VTuberである「茨ひより」が最新技術を駆使してAI化され、話題を呼んでいます。彼女の音声対話型キャラクターが「ニコニコ超会議2023」の茨城県ブースに登場することとなり、多くの来場者が彼女との対話を楽しむことができました。

AI化の背景と制作の裏側

「茨ひより」をAI化したのは、VTuber関連の制作に豊富な経験を持つTRIBALCON.です。この会社は、キャラクターの運用に特化し、ひよりの個性や口癖、知識をAIに盛り込むことで、オリジナルのキャラクター性を忠実に再現しました。特に、アドバンスト・メディアが開発した「AI Avatar AOI」システムによって、自然な対話を実現しています。

このシステムには、キャラクターに適さない表現をフィルタリングする機能や、専門用語などを高精度で認識できる辞書登録機能が備わっており、ユーザーはさまざまな会話スタイルを楽しむことができます。また、ひよりの声は彼女自身の音声を基にした音声合成技術を利用しており、リアルな感情を表現できるよう工夫されています。

自治体広報活動への寄与

「ニコニコ超会議2023」では、AI化された茨ひよりが来場者と対話しながら、茨城県の魅力を広報する役割を担いました。来場者は、彼女との自然な会話を通じて、地域の情報や特色を学ぶことができました。さらに、ウェザーニュースのキャスター、檜山沙耶さんとのコラボ動画も公開され、AIひよりの対話能力を広く知ってもらう機会となりました。

この動画では、檜山さんがAIひよりに質問を投げかけ、どのような応答が返ってくるのかを生の対話を通じて体験できる内容となっており、視聴者からも好評を得ています。

新たなパートナーとしてのキャラクターAI

TRIBALCON.は、既存キャラクターをAI化することで、ユーザーとキャラクター間の相互交流を促進し、新たなサービスを展開していく方針です。キャラクターAIとの会話を通じて、リラックスした日常の中で気軽にコミュニケーションを楽しむ新しい提案がなされており、日常生活での新たなパートナーとしての役割を目指しています。

今後も、コンテンツの世界観を壊さないキャラクターAIの育成に力を入れ、さらなるサービスの展開を計画しています。