ベネッセパレットが新たなサービス『もっとこだわり玖菜』を展開
株式会社ベネッセスタイルケアグループの子会社、株式会社ベネッセパレットは、エーザイ株式会社とのコラボレーションにより、6月2日から新しいチルド弁当『もっとこだわり玖菜(きゅうさい)』の販売予約を開始しました。この新商品は、国立長寿医療研究センターの監修を受けた、認知機能に配慮した宅配食の開発を目指して作られています。
高齢者向けの特別メニュー
『もっとこだわり玖菜』の開発背景には、在宅で生活するご高齢者の健康を支援したいという思いがあります。「ベネッセのおうちごはん」として提供されるこのサービスは、3,000種類以上のメニューを用意し、季節に応じた日替わりの献立をお届けします。健康と美味しさを両立させることを目指し、特に「脳の健康増進」をテーマに据え、「末永く健やかにお暮しいただきたい」という願いが込められています。
新商品『もっとこだわり玖菜』の特徴
新商品『もっとこだわり玖菜』のお弁当は、栄養バランスや食材の選定において厳格な基準を設けています。具体的には以下の3つのポイントがあります:
1. 主菜や調理法にこだわった食材
2. 新鮮な生フルーツ
3. 1週間のうちに13種類の食品群を取り入れた献立
このお弁当は、おかずのみで1食1,180円(税込)、ごはんセットは1食1,280円(税込)で提供されます。おかずをしっかりと楽しみつつ、栄養も十分に摂取できる内容となっています。
認知症啓発活動も
ベネッセパレットは、この新商品に関連して認知症の啓発活動にも力を入れる方針を示しています。地域の皆様とのつながりを大切にし、街の中で自分らしく暮らすことを支えていくために、次のステップへと進んでいくことを約束しています。
宅配食の重要性
近年、健康的な食生活が認知機能の維持に重要であることが多くの研究から明らかになっています。エーザイが監修した「認知機能関連の学術知見を活用した、宅配食/ミールキット開発の手引き」では、8,269件の研究を基に、どのような食事が認知機能低下のリスクを軽減できるかについての指針が示されています。この知見をもとに、ベネッセの食事は高齢者の健康をサポートする重要な手段として注目されています。
配達サービス『ベネッセのおうちごはん』
このサービスは、前日18時までの注文で翌日からの配送が可能です。1日1食から家庭のニーズに合わせた柔軟なサービスを提供しており、365日、土日祝日もサービスを利用できます。これにより、高齢者が毎日の食事を安心して楽しむことができるよう工夫されています。また、ごはんセットでは150gのごはんもセットになり、より充実した内容を提供しています。
まとめ
株式会社ベネッセパレットは、高齢者向けの配食サービスを通じて、健康と美味しい食事を提供し続けています。新商品『もっとこだわり玖菜』は、味覚を大切にしつつ、認知機能の維持にも寄与する理想的なお弁当として、多くの人々に喜ばれることでしょう。このサービスは、地域密着型の社会づくりに深く貢献していくことが期待されています。