新たな安全靴登場
2025-01-09 13:21:32

日本初の安全基準遵守!チェーンソー作業用安全靴が登場

日本初のチェーンソー対策安全靴「V9830C」登場!



ミドリ安全株式会社は、2024年11月21日より国内初となる、チェーンソー作業に特化した安全靴「V9830C」を発売することを発表しました。この商品は、厚生労働省が策定した『チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン』に準拠しており、林業の現場における安全性を大きく向上させることが期待されています。

高まる林業作業の危険性



厚生労働省の令和2年度の統計によると、林業分野では1,000人あたり約25.5人が労働災害に遭っており、この数値は全産業平均の約11倍に達しています。特にチェーンソー作業に関連する事故は非常に多く、過去3年間に3,865件の死傷者が報告され、その約60%がチェーンソー作業によるものでした。こうした状況から、従来の安全対策だけでは不十分で、新たな安全靴の必要性が強く求められていました。

「V9830C」の特長



1. ガイドライン準拠


「V9830C」は、厚労省のガイドラインに基づいた設計です。開発にあたっては、東京電力パワーグリッド株式会社や株式会社タワーライン・ソリューションなど、業界の専門家と連携し、200足以上の実地テストを実施。これにより、高い安全性と作業性を両立させました。

2. 強化された安全性能


この安全靴は、接触時に内部繊維が瞬時にチェーンをストップさせる「切創防止構造」を採用しており、万が一の事故に対する備えが強化されています。また、優れた屈曲性を持っているため、長時間の作業でも疲れにくく、現場での効率を向上させます。

3. 優れた耐滑性能


山林での作業に特化した靴底デザインにより、泥や雨で滑りやすい状況でも安心して作業が行えます。さらに、鋼製先芯によって衝撃からもしっかりと守られるため、安全性が高まります。

林業の現場での使用シーン


「V9830C」は、林業作業以外にも公共工事や電力関連の作業、さらには災害復旧作業など、幅広いシーンでの使用が可能です。安全靴が一つ増えることで、作業者の安心感やパフォーマンス向上が期待されます。

開発の背景


この新たな安全靴の開発は、林業界の現場からの切実な声を受けて始まりました。靴の重さや滑りやすさといった課題を解決するために、開発チームは何度もプロトタイプを改良し、実地テストを重ねてきました。その結果、現在の高性能な安全靴が誕生しました。

「私たちは、労働現場での安全性向上とリスク軽減を目指して、この製品を開発しました。今後も、作業者の皆様の安全を守るために全力を尽くしていきます」と、代表取締役社長の松村氏は語ります。

まとめ


林業界の安全性向上に貢献する「V9830C」。発売日にはぜひ注目してみてください。チェーンソー作業の安全性に一歩前進したこの商品が、現場での労働環境を一変させることでしょう。


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会社情報

会社名
ミドリ安全株式会社
住所
東京都渋谷区広尾5-4-3
電話番号
03-3442-8281

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