WEアートスクール開校のお知らせ
株式会社OFFICE HALOが、法人研修向けに新たな学びの場「WEアートスクール」を開校しました。これは、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジとの共同プロジェクトで、日本初のビジネスパーソンに特化したアート思考のプログラムを提供するものです。この新たな学校は、論理偏重の思考から脱却し、創造力を養うことで新しい課題を発見できるリーダーを育成することを目的としています。
アート思考とは何か
「アート思考」とは、主にアーティストが持つ独自の創造性や発想力をビジネスに活かし、新たな問題提起をもたらす思考法です。WEアートスクールでは、企業や教育機関などでの実践的な知見を基に、一般的な研修とは異なるアプローチで、受講者の感性を高めるためのカリキュラムを構築しています。
6つの能力を高めるプログラム
受講者は以下の6つの能力を重視したプログラムを通じて、実践的なスキルを身に付けることが可能です。
1.
問題提起力 - 課題解決だけでなく、新たな問題を見つけ出す力を育てます。
2.
創造的発想力 - 製品やサービス開発における独自のアイデアを生む力を養成。
3.
ビジョン力 - 自身のビジョンを明確にし、伝える力を強化します。
4.
観察力 - 人間中心の体験設計のための深い観察力を培います。
5.
内的動機の保持 - 外的な影響を受けにくく、自身で意思決定する力を育成。
6.
柔軟な視点 - 異なる価値観を受け入れるための心を開く力を強化します。
実際の声
受講者の声によると、「アートとデザインの違いを理解でき、自己の問題提起からビジョンを生み出す感覚が得られた」といった意見や、「感性は鍛えられるものであると実感できた」という感想が寄せられています。また、チームビルディングといった面でも、アート体験が心理的安全性を向上させ、コミュニケーションが活性化することに寄与していると報告されています。
開発者の思い
WEアートスクールの代表取締役である稲葉裕美氏は、複雑な社会情勢の中でアートやデザインの力が新しいビジネス創出につながると考えています。彼女は、アート思考がただの技術ではなく、自己や社会に問いを投げかける力を持つメソッドであることを強調しており、これが企業のイノベーションや組織開発に与える影響は計り知れないと信じています。
新しい問題発見の力を身に付けることで、受講者はビジネス環境での競争力を高め、次世代のリーダーとして活躍できるでしょう。アート思考の導入により、創造的な解決策を生み出し続けるビジネスパーソンを目指す方々にとって、WEアートスクールはまさに理想的な学びの場です。