手軽にARで物件内覧！福岡のスタートアップYONDEの新サービス

自宅で楽しむAR内覧

福岡市中央区に本社を構える株式会社YONDEは、先進的なAR技術を駆使して「体験型広告」を開発している注目のスタートアップです。新型コロナウイルスの影響で物件の内覧者数の減少に苦しむ不動産業界向けに、スマートフォンだけで利用できる革新的な内覧サービスを始めました。

アプリ不要、手軽なAR体験

従来のバーチャル内覧では、特別なゴーグルやヘッドセットを装着する必要があり、手間がかかることが一般的でした。しかし、YONDEのアプローチはシンプルです。スマートフォンのみを使って、その場を歩き回るだけで等倍サイズの3D空間を体感できる仕組みを採用しています。この方法により、内覧希望者は自然な感覚で物件を探訪できます。

WebAR技術の導入

YONDEの新サービスは、WebAR技術を活用しており、アプリのダウンロードは不要。スマートフォンを通じて、直接Web上でARを体験できます。この仕様は、利用者にとって負担がなく、手軽な方法で物件の紹介を行なうことができます。また、この技術は既存のウェブサイトに簡単に組み込むことも可能です。

制作の背景

このプロダクトの制作は、代表取締役である田坂洋一氏の母校であるG's ACADEMY FUKUOKAの学生たちの声から始まりました。今年の入学式は新型コロナウイルスの影響でオンラインにて開催され、多くの人が学校の雰囲気を直接感じることができませんでした。そのため、ARを使った内覧の開発に至ったのです。結果として多くの人々からの反響を呼び、生徒たちに新たな体験を提供しています。

YONDEの可能性

福岡のこのスタートアップは、ARを駆使して印象的なプロモーションや試着の体験を提供しています。新しい形の広告が求められる時代に、YONDEはそのニーズに応えるべく積極的に活動しています。

私たちの住環境や教育の在り方が変わる中で、AR技術の可能性は無限に広がっています。今後もYONDEから目が離せません。