新感覚音の展覧会
2019-10-21 09:00:33

香川県丸亀市に新たなアート体験!音の官能と日本庭園が融合する展覧会

中津万象園での音の展覧会が今秋に登場



香川県丸亀市に位置する中津万象園で開催される新感覚のサウンドアート展「聴象発景」では、音楽家evalaと音の概念を広げ続ける鈴木昭男がコラボ初挑戦します。歴史ある日本庭園のほとんどに及ぶ新たな音の表現を楽しむことができる本展は、330年の時を経た美しい池泉回遊式の大名庭園というロケーションも魅力の一つです。

歴史と現代技術が交差する空間


この庭園は、江戸時代に築かれた伝統的な文化遺産であり、美しい自然の風景が広がっています。近くでは、瀬戸内国際芸術祭と岡山芸術交流も同時期に行われており、訪れる人々に芸術の多彩な世界を提供しています。展覧会期間は2019年9月27日から11月24日までで、特に水曜日が休館日となっております。

音のインスタレーション


本展では、evalaが製作した「Anechoic Sphere」シリーズの新作や、鈴木昭男の代表作を通じて、庭の自然や歴史を音の世界で感じることができます。evalaが微細な音響体験を提供するため、煎茶室「観潮楼」では、特別なエコーのない空間で、聞こえてくる環境音が楽しめます。これによって、来場者は異次元の音の体験をすることができるのです。

参加の魅力


この展覧会では、来場者が庭を見ながら音に耳を傾け、自身だけの風景を視覚的に作る趣向が盛り込まれています。足元に描かれた耳のマークに立つことで、様々な音を体験できるといった参加型の展示も魅力的。音が持つ力を感じることができる貴重な機会となるでしょう。これに加え、丸亀美術館でも新作の展示が行われ、アートへの興味をさらに引き立てます。

アーティストのプロフィール


evalaは1976年に京都で生まれ、音楽家およびサウンドアーティストとして国内外で活動してきました。特に、立体音響の創造的な使用を通じた新たな聴覚体験を重視した作品が特徴です。彼の数々のプロジェクトは、ユーザーに音の新しい感覚を与えています。

一方、鈴木昭男は1941年に平壌で生まれ、音楽の場における独自の探求を続けているアーティスト。彼の作品は常に新しい発見を促すものであり、聴覚と視覚の両方で観客を引き込みます。両アーティストのコラボレーションは、音と形の新しい可能性を示しています。

終わりに


中津万象園は、その美しい景観や文化的価値だけでなく、音のインスタレーションによる新たなアート体験を通じて、訪れる人々にさらなるインスピレーションを与えています。東京からのアクセスも良好で、芸術と自然を融合させた見どころ満載のイベントとして、多くの人に体験してほしい展覧会なのです。

会社情報

会社名
中津万象園・丸亀美術館
住所
香川県丸亀市中津町25-1
電話番号

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サードペディア百科事典: 香川県 丸亀市 中津万象園 evala 鈴木昭男

Wiki3: 香川県 丸亀市 中津万象園 evala 鈴木昭男

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