持続可能な公共交通を目指す新プロジェクトが北の町に始動
株式会社パブリックテクノロジーズは、北海道鷹栖町と連携し、持続可能な公共交通の実現を目指した「上川地域公共交通コーディネーター育成事業」を2025年10月下旬から開始します。この事業は、地域住民、交通事業者、そして行政職員が一体となり、交通課題を自律的に解決できる人材を育成することを狙いとしています。
背景と課題
鷹栖町は高齢化が進展しており、住民からの公共交通に対する満足度は低いものの、具体的なニーズは十分に把握されていないのが現状です。住民、交通事業者、行政職員の間で公共交通への認識にギャップが存在すると共に、それを解消するための協議体制が未整備であることが問題となっています。このような背景から、交通課題に関する理解を深め、共通の問題意識を持つことが求められています。
本事業の特徴
この育成事業では、地域の交通の専門家を講師として招き、勉強会や意見交換会を行います。これにより、住民や関係者が地域の交通資源を理解しながら、求められる解決策を見出す意識が育まれます。そして、最終的には交通課題と方向性に関する共通認識を作り上げ、中長期的なビジョンを具体化し、それを地域公共交通計画に反映させることを目指しています。
当社は、過去の地域公共交通支援の実績を活かし、育成から協議体制の構築、施策の検討に至るまで、一貫したサポートを行います。
今後の展望
当社は「Japanese Dynamism ―地域から世界へ、日本を躍動させる―」というビジョンのもと、地域の潜在能力を引き出す取り組みを進めています。この育成事業で誕生する地域交通コーディネーターを中心に、鷹栖町の公共交通を住民が身近に感じ、利用しやすいものにリデザインしていく計画です。また、地域自らが持続可能な交通インフラを築き上げるモデルケースとして、日本各地の公共交通にデジタル技術を取り入れ、安心して移動できる環境の構築を目指します。
自治体関係者の方々には、当社の取り組みに興味がある場合は、お気軽にお問い合わせいただくようお願い申し上げます。鷹栖町での未来に向けた交通の姿を、一緒に創造していきましょう。
パブリックテクノロジーズについて
パブリックテクノロジーズは、公共領域を基盤にしたAIソリューションを提供するGovTechスタートアップです。地方自治体向けのスーパーアプリ「パブテク」や、行政業務専用のAIツール「パブテクAI行政」を開発しています。
私たちは「POWER THE COUNTRY」というスローガンのもと、地域から世界へ日本が再び躍動し、未来を創出していくための挑戦を続けます。
会社概要
- - 社名: 株式会社パブリックテクノロジーズ
- - 事業内容: GovTech事業の運営
- - 代表者: 青木大和
- - 所在地: 東京都中央区
- - 資本金: 100,000,000円
- - 設立: 2020年5月
- - 公式サイト: パブリックテクノロジーズ公式サイト