高校生が集う写真の祭典「写真甲子園2015」
今年も全国の高校生が集まる写真競技イベント、「写真甲子園2015」がついに開幕しました。8月4日から8月7日までの4日間、北海道の大雪山国立公園一帯を撮影フィールドに、全国から選ばれた18校が日本一の名誉をかけて競い合います。
「写真甲子園」は1994年に始まり、今年で第22回を数えます。この大会では、高校の写真部やサークルで結成された3人1組のチームが、共同制作した作品(組写真)を発表し、その出来栄えを競います。応募は全国514校から集まり、厳しい審査を経て選ばれた18校のみが本選に進出。
本戦出場校一覧
本戦に参加する18校の代表は以下の通りです:
- - 北海道ブロック:北海道岩見沢高等養護学校、北海道尚志学園高等学校
- - 東北ブロック:青森県立弘前高等学校、宮城県白石工業高等学校
- - 北関東ブロック:埼玉県立芸術総合高等学校、埼玉栄高等学校
- - 南関東ブロック:千葉県立四街道高等学校、千葉県立松戸南高等学校
- - 東京ブロック:東京都立小石川中等教育学校、東亜学園高等学校
- - 北陸信越ブロック:富山県立富山東高等学校
- - 東海ブロック:光ヶ丘女子高等学校、愛知県立津島東高等学校
- - 近畿ブロック:大阪府立生野高等学校、和歌山県立神島高等学校
- - 中国ブロック:山口県立下松高等学校
- - 四国ブロック:香川県立坂出商業高等学校
- - 九州ブロック:沖縄県立浦添工業高等学校
審査員について
審査は著名な写真家たちにより行われ、審査委員長には立木義浩氏が就任。他の審査員には、竹田津実氏、米美知子氏、長倉洋海氏、藤井貴城氏、岩井直樹氏が参加し、公開で評価やアドバイスを行います。立木義浩氏は、女性写真やスナップショットで幅広い活動をしており、数々の賞を受賞しています。一方で、米美知子氏や竹田津実氏なども各々の分野で高い評価を得ています。
表彰内容
競技の成果については、表彰が行われ、優勝校には「北海道知事賞」が贈られ、他にも準優勝や優秀賞、敢闘賞などが用意されています。特に特別賞に選ばれた校には町民の選考権が与えられ、地域の交流も促進されます。
競技の意義
「写真甲子園」は単なる競技に留まらず、高校生たちが自然と人との交流を学び、共生の意識を養う貴重な機会でもあります。美しい自然に囲まれた環境で、若き才能が輝く瞬間を見逃せません。これからの4日間、選手たちの素晴らしい作品がどのように仕上がるか、期待が高まります。
さらに詳しい情報や結果については、公式サイトをチェックしてください。全国の高校生がどのような作品を創り出すか、ぜひ注目してみてください。