空の道を開拓
2024-08-31 13:26:35

糸乗建設がトルビズオンのS:ROADを導入し、空の道を開拓へ

糸乗建設がトルビズオンのドローン空路整備システムS:ROADを導入



近年、ドローン技術が進化する中で、その利用範囲や社会における影響力も増しています。その中で、株式会社糸乗建設(豊岡市)は、株式会社トルビズオン(福岡市)の提供するドローン空路整備システム「S:ROAD」を導入し、新たな空の道を切り拓くことを発表しました。この取り組みは、地域の課題解決とドローンの安全運用を目指した重要な一歩となります。

S:ROADとは



「S:ROAD」は、トルビズオンが開発したドローンの空路整備サービスで、ドローンの飛行空域を可視化することによって、産業の社会実装を促進します。投資家や事業者は、S:ROADを利用して地域の合意やリスクアセスメントをクリアした空路を使用することができます。このシステムは、空に「住所」を作成し、空域に関するデータベースと連携させる特許技術「スカイドメイン®︎」を用いています。これにより、ドローンの飛行ルートが安全に定められ、地権者との合意も得やすくなります。

協業の背景



糸乗建設は、災害対応や物流、農業支援などを通じて地域社会の発展に取り組んできました。特にドローン技術の活用は、そのニーズに応じた革新的なソリューションを提供しています。このたびのトルビズオンとの協業により、糸乗建設はさらなる地域貢献を果たすことが期待されます。トルビズオンは、ドローンの安全運用を支えるだけでなく、地域住民に「安心」を提供することも重視しており、システムの展開は兵庫県から全国へと広がる可能性を秘めています。

新設空路の特徴



今回導入された新しい空路は、約2kmの長さで、豊岡市から車で30分ほどの距離に位置する、糸乗建設の拠点近くにあります。この場所には、コンビニやトイレなどのインフラが整備されており、訓練にも最適です。災害調査や大型ドローンの操縦訓練を行うにあたり、安全かつ効率的な環境を提供します。目視外飛行などの特別な許可が必要な場合でも、受講者自身で手続きを行うことが求められます。

専門家のコメント



トルビズオンの代表取締役、増本衛氏は、「糸乗建設様との協業を通じて、S:ROADが近畿地方における新たな空路を提供できることを嬉しく思っています。糸乗建設の地域ネットワークとドローン技術への理解が、このプロジェクトの重要な柱になります」と語ります。

一方、糸乗建設の代表取締役、糸乘直希氏は「最新のドローン技術を活用しながら、地域のニーズに応える取り組みを進めています。S:ROADは地域の災害対策や配送支援に役立ち、社会全体の安全と発展に寄与することが期待されます」と述べています。

このように、糸乗建設とトルビズオンの協業は、ドローン技術を通じた地域社会の発展を目指した新しい試みです。今後、空に新たなインフラが整備されていくことで、さらなるイノベーションが生まれることが期待されます。


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会社情報

会社名
トルビズオン
住所
福岡県福岡市中央区天神1-1-1アクロス福岡 fabbit内
電話番号
070-8487-9227

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