睡眠セミナーの意義と経過
2025年9月4日、兵庫県神戸市の株式会社みなと銀行は、株式会社多田が展開する「repoge fem」との協力を得て、「睡眠の質向上」に焦点を当てたオンラインセミナーを開催しました。この取り組みは、企業のウェルビーイングを推進することを目的にしています。
セミナー開催の背景
現代の働く世代にとって、睡眠の質が心身の健康や業務パフォーマンスに与える影響は非常に大きいです。しかし、多くの人々は「睡眠不足」や「生活リズムの乱れ」といった問題に直面しています。repoge femは、性別や年代を問わず、健康リテラシーを高めるための活動を行っており、企業との協働による無料セミナーの提供を進めています。
セミナーの内容
今回のセミナーでは、フェムテックの専門資格を持った株式会社多田の社員が講師として登壇し、以下のテーマに関して専門的な知見をわかりやすく解説しました。
- - 睡眠が健康に与える影響と役割
- - ホルモンと睡眠の関係
- - 自律神経と体内時計
- - 睡眠の質を高めるための生活習慣
さらに、参加者が日常に取り入れられる具体的な方法も多数紹介されました。
1.
睡眠時間の確保:6〜7時間を目安に、一定の就寝・起床時間を保つこと。
2.
カフェイン摂取のタイミング:カフェインの影響を考慮し、適切な量を意識する。
3.
スマートフォンの使用見直し:就寝前のデジタルデバイスの使用を控える。
4.
環境整備:香りや照明を用いたリラックス空間の演出。
5.
寝具選びや
休日の過ごし方など、手軽で実践可能なセルフケアの提案が行われました。
参加者は、これらの内容を通じて自らの生活習慣を見直す良いきっかけを得て、高い満足度を示しました。
参加者の声と反響
セミナーにはみなと銀行の社員169名が参加し、その男女比はほぼ半々でした。アンケートの結果、84.7%の参加者が「非常に満足」または「満足」と回答し、セミナーの内容が理解しやすかったという意見も多く寄せられました。
特に印象的だったのは、参加者から「睡眠の質が健康寿命に影響することを初めて知った」といった率直な感想や、カフェイン摂取の見直しを促された声が多数寄せられた点です。このように、企業での健康支援施策が実践的であると評価されました。
今後の取り組みについて
「repoge fem」は今後も企業や教育機関との連携を深め、健康についての啓発活動を続けていく予定です。特に、睡眠やホルモン、自律神経といったテーマは、どんな世代の人々にとっても共通する課題です。そして、フェムテックの知見を活用して必要な情報を提供することが求められています。
「内面からの美と健康」をテーマに、実生活に根付いたヘルスリテラシーの向上を目指し、地域企業やスタートアップとの協働を進めていきます。その一環として、家族や地域、教育現場への支援も発展させ、ウェルビーイングの考え方を社会全体に広めていく所存です。
受賞歴
「repoge fem」は、WOMAN’S VALUE AWARD2025および2024で共に優秀賞を受賞しております。この受賞は、睡眠や健康へのアプローチが評価されている証でもあります。
関連リンク
今後の活動に乞うご期待です。