京都発の新たなファッション提案、季縁-KIEN-
京都を拠点とする着物アップサイクルブランド「季縁-KIEN-」は、伝統的な日本の美を現代のライフスタイルに融合させることを目指しています。2021年8月には、三越日本橋本店と大丸神戸店で期間限定のPOP-UP STOREを展開し、その魅力を広く伝えました。
POP-UP STOREの基本情報
期間:8月4日~8月9日
場所:7階 催事場
期間:8月18日~8月24日
場所:イベントスペース
この特別な期間中に登場したコレクションは、特に人気の黒留袖ドレスを中心に、独自のデザインとともに多彩な選択肢を提供しました。来店された方々は、実際に製品を試着し、自分のスタイルや用途に合わせたお仕立ての相談を行うことができました。さらに、家庭で大切にされているが普段は押入れに眠っている着物を持ち込むことで、新たな形に生まれ変わるひとときを体験することができるとあって、多くの方が訪れました。
ブランドの特徴とコレクション
「季縁-KIEN-」のコレクションは、特に4つのデザインに焦点をあて、各アイテム独自の美点を持っています。
1.
Plume (プリュム)
袖が覆うようにデザインされ、伝統的な着物の美しいラインを現代的に表現。
2.
Cache-coeur (カシュクール)
タイトなシルエットとアンティーク生地の帯が特徴で、着物の伝統を大切にしながらも新しい印象を与えます。
3.
Onepiece (ワンピース)
体のラインを美しく見せるデザインで、サイズ選びも幅広く合わせやすいと人気です。
4.
Cocoon (コクーン)
優雅なラインが特徴で、上品さを保ちつつ女性らしさを引き立たせるデザイン。
ブランドの理念と使命
「季縁-KIEN-」は、西洋のファッションに触発されながらも、日本の着物文化を継承することに誇りを持っています。彼らの取り組みは、ただのファッションではなく、持続可能な未来を見据えたものです。過剰生産の影響を考え、使われなくなった着物を新しい形で生かすことで、環境への負荷を軽減しようとしています。
また、着物を一つ仕上げるためには多くの工程が必要であり、熟練の職人によってその工程が大切に守られています。日本の伝統的な美意識が生かされ、新しいものと古いものが融合し、時代を超えて愛されるアイテムが生まれているのです。
企業情報
「季縁」という社名には、季節の移ろいや人とのお縁を大切にする思いが込められています。私たちの文化を「世界中の人に伝えたい」というボランティア精神に溢れた企業理念は、多くの人々に深く響いています。ぜひ、「季縁-KIEN-」のPOP-UP STOREでその魅力を体験してみてはいかがでしょうか?