アスエネ、大学と提携
2025-11-12 10:37:53

アスエネ、マレーシアの大学との提携で持続可能性人材育成を強化

アスエネ、マレーシアの大学とMoUを締結



アスエネ株式会社は、マレーシアの国立大学であるマラ工科大学(UiTM)との間で基本合意書(MoU)を締結しました。これにより、サステナビリティ人材の育成に向けた共同の取り組みをスタートさせることとなります。本提携は、アジア地域での教育分野における強化策の一環で、特に東南アジアの教育と雇用市場において重要な役割を果たすことが期待されています。

提携の背景



近年、気候変動や持続可能性への関心が高まり続けています。特に、次世代を担う人材の育成は、企業や自治体だけでなく、教育機関にとっても重要な課題です。東南アジア地域では、経済成長と共に環境問題も深刻化しており、脱炭素やESG(環境・社会・ガバナンス)に対応できる専門家が必要とされていますが、その数は不足しています。教育機関との連携が求められている理由の一つです。

マレーシア政府は2050年に向けた脱炭素化のビジョンを掲げ、再生可能エネルギーの目標設定やエネルギー移行に関する計画を進めています。これに続いて2026年には鉄鋼やエネルギー関連での炭素税導入も発表され、より一層の専門知識を持った人材育成が亀要されていきます。

アスエネ株式会社では、CO2排出量の可視化、削減、報告を行うためのクラウドサービス「ASUENE」を提供し、このサービスの国内導入社数はNo.1の実績を持っています。これを元に、アジア太平洋地域でのビジネスも拡大していきます。

MoUの具体的内容



本提携において、アスエネとUiTMは共同でサステナビリティ教育コースを開発し、大学生を対象に実践型の教育を提供する計画です。具体的には、環境関連のセミナーやウェビナーを通じて、CO2排出量の算定やESG経営に関する学びを提供します。また、実績のあるカリキュラムには、ケーススタディ分析など、学びと実践が融合した機会が用意されます。

この取り組みは、UiTMペラ校の建築環境学部と連携し、建築測量分野の知見を活かした教育を行います。これは、建築・エンジニアリング・建設業界において必要なスキルを持った専門人材を輩出するための重要な一歩です。

本提携は、マレーシアの「Eco Fest 2025」内で正式に発表されました。アスエネAPACの営業開発担当者と共に貴重なセレモニーが行われ、マレーシアの高等教育大臣や副首相との共同での姿が印象的でした。

Universiti Teknologi MARA(マラ工科大学)について



マラ工科大学(UiTM)は、マレーシア最大の国立大学として、全国に34のキャンパスを有し、500以上の学術プログラムを展開しています。その教育内容は極めて高い評価を受け、さまざまな分野での専門人材を育て上げています。大学のウェブサイトからも、さまざまなプログラムが紹介され、学生や社会に対して重要な存在となっていることがわかります。

このように、アスエネとマラ工科大学の連携は、持続可能な社会の実現に向けた興味深い一手を踏み出すことになります。人材育成にとどまらず、地域の持続可能な発展に向けた新しい道が開かれることが期待されます。


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会社情報

会社名
アスエネ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号

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