ポストコロナ時代の看護師養成、2つの拠点が決定! 医療的ケア児支援と重症患者対応強化へ
ポストコロナ時代の医療現場を支える、新たな看護師養成拠点が誕生
文部科学省は、2023年[日付]、「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業(社会的な要請に対応できる看護師の養成)」の選定結果を発表しました。この事業は、医療的ケア児支援と重症患者対応の専門性を備えた看護師を育成することを目的とし、2つのテーマで大学を募集しました。
テーマ1:医療的ケア児支援
医療的ケア児支援の指導的立場を担う看護師を育成するため、リスキリング教育プログラムや実習などを試行的に実施する大学を募集しました。このテーマでは、19件の応募があり、1つの大学が選定されました。選定された大学は、医療的ケア児が安心して学校生活を送れる環境作りに貢献する教育プログラムを開発していきます。
テーマ2:重症患者対応
重症患者の治療を担う看護師を育成するため、実践的な教育プログラムを構築する大学を募集しました。このテーマでは、10件の応募があり、1つの大学が選定されました。選定された大学は、新興感染症の感染拡大時にも、重症患者が安心して治療を受けられる環境作りに貢献する人材育成を目指します。
選定された2つの大学は、それぞれ専門性の高い教育プログラムを開発し、社会の要請に応えられる看護師の育成に力を入れていきます。文部科学省は、今後も、社会のニーズに対応できる人材育成を支援していく方針です。
選定された大学は?
選定された大学の情報は、文部科学省のホームページで公開されています。詳細を知りたい方は、文部科学省のホームページをご覧ください。
日本の医療現場を支える人材育成
今回の事業は、ポストコロナ時代の医療現場に対応できる人材を育成するための重要な取り組みです。選定された大学が、質の高い教育プログラムを提供することで、日本の医療現場の質向上に貢献していくことが期待されます。