D&IイニシアチブとCOTENの連携
公益財団法人山田進太郎D&I財団が2026年10月に始める企業コミュニティ「D&Iイニシアチブ」と、株式会社COTENが2026年9月にスタートする「ジェンダーインクルーシブ・コンソーシアム」が連携を発表しました。この連携は、各企業のジェンダー課題への取り組みをさらに強化し、社会全体の構造を変えることを目的としています。両者は、個別の取り組みではなく、集団としての力を結集することが必要であるとの認識を持ち、連携する運びとなりました。
連携の背景
ジェンダーギャップは単一の企業の努力だけでは解決の難しい問題です。企業がどれだけ優れた制度を整えても、労働市場や社会制度の枠組みが変わらなければ、その効果は制限されます。そのため、COTENは人文知を用いて見えにくい社会構造を明らかにし、AとB財団はSTEMの分野でのジェンダーギャップを解消する活動を推進してきました。
特にCOTENは、歴史や社会学の知見を生かした研究と発信に取り組み、共創プロジェクト「Co-Lab」を運営しています。一方、山田進太郎D&I財団は「Girls Meet STEM」というプログラムを通じて、中高生女子の理系分野への進学を支援しています。このように両者の活動を組み合わせることで、企業内の担当者が孤立せず、他の業界と知識や経験を共有できるプラットフォームが必要と感じられました。
連携で目指すもの
「D&Iイニシアチブ」は参加企業の実践事例を共有し、D&Iの研究を進める招待制コミュニティです。COTENの「ジェンダーインクルーシブ・コンソーシアム」は、人文知に基づく労働市場の構造に対する理解を深めるためのプラットフォームを提供しています。両コミュニティが連携することで、企業の枠を超えた視野を持ち、実践知の共有を促進し、D&Iに向けたメッセージを一緒に発信することが可能になります。
オンラインイベントの開催
これらの取り組みを踏まえ、オンラインイベント「『知っている』と『変わる』のあいだには、何があるのか」が2026年8月28日に開催されます。このイベントでは、D&I推進担当者が直面している困難について話し合い、連携の意義やこれまでの経験を共有します。特に「どうしてわかっていても変わることができないのか」という問いが多くの担当者に共通する問題です。
日時:2026年8月28日(金)12:00~13:00
形式:オンライン(Zoom)
対象:D&Iや人事に関わる企業関係者
参加費:無料
登壇者:COTEN 品川氏、山田進太郎D&I財団 石倉氏
お申し込み:
こちら
COTENとD&Iイニシアチブの詳細
COTENはポッドキャスト「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」を制作し、人文知を活用した様々な研修や共同研究に従事しています。「D&Iイニシアチブ」は招待制ですが、新しい参加者を常に受け入れています。また、「Girls Meet STEM」プログラムでは、高校生女子の進路支援を行う取り組みも行っています。
まとめ
D&IイニシアチブとCOTENの連携は、企業が持つジェンダーギャップの問題を根本から解決するための重要な一歩です。これまでの経験を活かし、共に課題解決に向けた活動を進めていきます。若い未来を見据えた活動が進むことを期待しましょう。