老舗茶舗が生み出した「Japanese Craft Kombucha」の魅力
日本の伝統茶文化が息づく場所、大阪堺。ここに創業から175年以上を誇る老舗茶舗、株式会社つぼ市製茶本舗があります。1847年に設立されたこの茶舗が手掛けた新たなノンアルコール飲料、
「Japanese Craft Kombucha」が、最近特に注目を集めています。さまざまなフレーバーから選べるミニボトルセットが百貨店外商イベントで大成功を収めた背景には、時代のニーズに応えた野心的な商品開発があります。
「Japanese Craft Kombucha」の誕生
つぼ市製茶本舗は、2025年7月中旬から自社製造のプレミアムノンアルコール飲料「Japanese Craft Kombucha」を一般販売します。この商品は、2024年8月の発売予定の720mlボトルの各フレーバーを少量で試せるミニボトルセットで、口当たりが良く、華やかな香りを楽しめるとあって、多くの人々に愛され始めています。
イベント初日からの3日間で、100本以上が完売したこともその人気の証。特に、ギフトやおもてなし用途にふさわしいと高評価を得ており、ダイニングシーンにも新たな風を吹き込んでいます。
コンブチャとは何か
「コンブチャ」とは、紅茶や緑茶をベースに砂糖を加え、天然酵母と酢酸菌からなる菌株「SCOBY」で発酵させた飲み物です。非常にさっぱりとした味わいで、発酵のプロセスを経ることで、体にも優しい飲料としてライフスタイルに取り入れる人が増えています。
アメリカではコンブチャの人気が高く、スーパーマーケットには専用コーナーが設けられ、日常的に楽しむ飲み物として根付いています。日本でも健康志向の高まりと共に、その人気が広がりつつあります。
商品開発の背景
ここ数年、日本では若者の飲酒離れが顕著になっています。アルコールを避ける人が増加し、ノンアルコール市場が拡大する中で、つぼ市製茶本舗はコンブチャの開発を決定しました。この市場は、ここ10年で約1.6倍に成長しています。
特に、世界のコンブチャ市場は2023年には31億米ドルに達し、2032年までに121億米ドルに到達すると予測されていますが、日本の伝統的なお茶屋が参入した事例はほとんどありません。つぼ市製茶本舗は「日本茶メーカーの老舗が作るコンブチャ」を実現するために、こだわりの技術と品質管理を行い、製品に反映させています。
日本茶文化と品質の融合
「Japanese Craft Kombucha」の4つの特徴は、以下の通りです:
1.
一番茶100%使用:世界初の取り組みとして、一番茶のみを使用しています。
2.
茶鑑定士による厳選:Kombuchaに最適な茶葉を全国各地から選別。
3.
特殊な信楽焼の壺で発酵:発酵工程でまろやかな食感を実現。
4.
非加熱処理:茶葉本来の香りを前面に引き出します。
販売情報と展望
「Japanese Craft Kombucha」は、現在会員制レストランやVIPホテルでの提供が進んでおり、今後は「JAPANブランド」としてさらなる海外展開にも取り組んでいく予定です。2024年の8月には720mlボトルの発売が予定され、さらなる市場へのアピールを続けます。
株式会社つぼ市製茶本舗のノンアルコール飲料は、ただの飲み物ではなく、日本の茶文化と最新の健康志向を融合させた新たなライフスタイルの提案です。贈答用にも最適な黒の化粧箱に詰められたこの商品を、ぜひ一度お試しください。
会社情報
- - 社名:株式会社つぼ市製茶本舗
- - 代表者:谷本 順一
- - 所在地:大阪府高石市高師浜1丁目14-18
オンラインショップ:
公式サイト
これからも、伝統を大切にしつつ現代に合った新しいお茶文化を発信していくつぼ市製茶本舗に注目です。