エー・ディー・ワークスの不動産小口化商品「ARISTO」の売上成長
株式会社ADワークスグループ(証券コード:2982)の子会社である株式会社エー・ディー・ワークス(ADW)は、不動産小口化商品「ARISTO(アリスト)」シリーズが2025年度第1四半期に売上高63.89億円を達成したことを発表しました。この数値は前年同期に比べてなんと250.8%の増加を示しており、エー・ディー・ワークスのビジネス戦略の成功が伺えます。さらに、年間売上目標200億円に対する進捗率は31.9%とのことです。
この好調な販売成績の背後には、いくつかの要因があります。まず、都心の優れた立地に厳選された物件を確保する仕入れ力、次に全国500社を超える提携パートナーによる販売チャネルの拡充、そして入居率99.9%という安定した運用実績への信頼が挙げられます。
特に注目すべきは、シリーズ内で過去最高の販売額を記録した「ARISTO 青山Ⅲ」が早期に完売した点です。ADWは、今後も顧客の不動産投資ニーズに応えるため、切れ目のない商品提供を続けていくとしています。
不動産小口化商品のニーズ
高齢化社会の進展や長寿化により、安定した資産形成やスムーズな相続対策が選ばれる時代となっています。その中でも、都心の不動産は比较的高い賃料収入が期待できるため、個人投資家にとっては魅力的な投資対象です。しかし、物件一棟を購入するには多額の資金が必要になるため、少額からでも投資できる不動産小口化商品市場が拡大しています。
ADWの「ARISTO」シリーズは、不動産事業で培った専門知識を駆使し、都心の厳選された物件を安定運用で提供することを基本にした主力商品です。第1四半期におけるこのシリーズの売上は前年比で2.5倍に増え、市場のニーズにマッチしているといえるでしょう。
成功の要因
ADWの「ARISTO」シリーズの好調には、以下の3つの要素があります。まずは、長年の不動産取引を通じて培った優れた仕入れ力です。賃貸需要が高く資産価値が保たれやすい物件を中心に、築浅の物件を厳選して仕入れてきた結果、最新の物件「ARISTO 青山Ⅲ」は表参道駅から徒歩わずか1分という稀少なリッチを誇ります。
次に、全国500社以上の金融機関や税理士事務所との提携による広範な販売力です。このような幅広いネットワークを通じて、より多くの顧客へアプローチすることができています。今年度からは提携先の開拓に特化した部署も設置し、さらなる販売チャネルの拡大に取り組んでいるとのことです。
最後に、信頼を生むべく続けられている安定的な運用実績があります。「ARISTO」は、ADWが業務執行組合員として物件の管理や収支管理を行なっているため、投資家はアクティブに手をかけなくても安定した賃料収入を得られます。このような背景から、過去2年間の平均入居率は99.9%という高水準を維持しています。
今後の展望
「ARISTO」シリーズの運用総額は330億円を突破しており、今後の事業拡大が期待されます。ADWは、企業価値を高めるため、またビジョンである『10年後、税前利益200億円・BtoCシェア40%』を達成するための努力を続けるとしています。このように、ADWは不動産小口化商品の販売事業をさらに拡大させる予定です。
お問い合わせ先
不動産小口化商品「ARISTO」に関する問い合わせは、株式会社エー・ディー・ワークスの資産運用事業本部までお願いいたします。電話: 0120-540-949(平日9:00~18:00受付)また、詳細情報は公式サイト(
ARISTOサイト)でもご確認いただけます。