NOK、テクノロジー展出展
2025-05-07 13:03:18

NOKが「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に初出展!新技術を披露

NOK、電動車の未来を切り拓く技術を披露



NOK株式会社は、2025年5月21日から23日まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に参加します。このイベントにおいて、同社は電動車の多様なニーズに応える新規開発部材と技術を初めて公開します。

展示内容と技術の概要



NOKが出展する製品は、電動車に特化した新規開発品5点で、その中には「耐トラッキング性ゴム」や「高速両回転用オイルシール」、熱マネジメント部材などが含まれます。これらの技術は、現在の高度なモビリティ社会において、より安全で快適な移動を実現するために設計されています。

1. 耐トラッキング性ゴム


この新開発品は、高電圧環境でのトラッキング現象を抑制する特性を備えたゴム材料です。JIS規格で最高値を示すCTI(比較トラッキング指数)600を満たし、インバータやモーター周りの省スペース化が可能です。

2. 高速両回転用オイルシール


新開発の「VFネジ」を採用したこのオイルシールは、正逆両方向の高回転化に対応し、50m/秒の速度でもシール性を維持します。これにより、電動車やロボットのモーターに最適です。

3. 回転用低トルク低リークシールリング


独自の形状により、低トルク・低リークを両立したこのシールリングは、自動変速機などに組み込むことで、トルクを約70%削減できます。

4. アルミ腐食対策用シール「RUSTECTOR」コーティング


電動車のアルミ筐体向けに耐塩水腐食機能を追加したガスケットで、表面粗さを埋めることで耐腐食性を高めています。

5. 多流路切換弁用シール


ゴムと低摩擦材を組み合わせたこのシールは、高いシール性と低トルクを実現し、効率的な流路切り替えを可能にします。

熱マネジメント部材「QLEASEシリーズ」


NOKはまた、熱伝導部材シリーズも展示します。これにより、デバイスの熱マネジメントが効率よく行えます。特に高耐熱の絶縁樹脂材料は、車両の軽量化に寄与することが期待されています。

NOKの使命


NOKは、「Essential Core Manufacturing」を掲げ、社会に不可欠なモノづくりを通じて、豊かな未来のモビリティ社会を実現すべく、独自の技術と製品の開発を進めています。グローバルに展開する16の国と地域において、約38,000人のスタッフが、各分野に技術を提供し続けています。

イベント概要


この展示会は、公益社団法人自動車技術会が主催し、パシフィコ横浜の展示ホール・ノースで開催されます。NOKのブースは小間番号N05で、みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩約5分の好立地です。

NOKの最新技術に触れ、安全で快適な未来のモビリティ社会に向けた取り組みを知るチャンスをお見逃しなく!


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