土浦市、関彰商事、事業構想大学院大学が連携し、次世代女性リーダー育成プロジェクトを開始
現代社会は、気候変動や技術革新など、目まぐるしい変化を遂げています。企業は、変化に対応し、新たな価値を創造していく必要があり、そのために多様な人材の育成が不可欠です。
この度、土浦市、総合商社である関彰商事、社会人大学院の事業構想大学院大学が連携し、「次世代女性リーダー育成プロジェクト研究」を開始しました。このプロジェクトは、多様化する社会に求められる女性リーダーを育成し、企業活性化から地域活性化へと繋げ、土浦市の持続可能な発展を目指すものです。
産官学連携で次世代女性リーダーを育成
「次世代女性リーダー育成プロジェクト研究」は、土浦市の男女共同参画推進、関彰商事のウェルビーイング経営、事業構想大学院大学の事業構想人材育成というそれぞれの強みを活かした産官学連携プロジェクトです。
土浦市は、専門職資格取得支援やデジタル人材育成セミナーなど、女性活躍推進に取り組んでいます。関彰商事では、社員のリカレント教育の一環として事業構想大学院大学のプロジェクト研究に多くの社員が参加し、新規事業の構想力を磨いています。事業構想大学院大学は、事業構想に関する専門的な知見やネットワークを生かし、プロジェクトを推進します。
プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、参加者は、社会変化を分析し、経営資源を再発見することで、自社の理想的な事業を構想します。その過程で、時流に応じた新しい価値を生み出す力を身につけることができます。
最終的には「事業構想計画書」を作成し、自社に持ち帰り、今後の事業戦略に活かすことができます。また、講師やゲストから得られる知見だけでなく、参加者同士のつながりも貴重な資産となるでしょう。
期待される効果
このプロジェクトを通して、女性リーダー候補者は、社会変化に対応できるリーダーとしての軸を持ち、周囲からの共感を得ながら、自社の成長を牽引する力を養うことが期待されます。
参加者募集
プロジェクト研究員は、県内企業を中心に公募され、多様な業種・業界から次世代を担う女性リーダー候補者が参加しています。
今後の展望
本プロジェクトは、2024年7月から2025年5月までの24回にわたって開催されます。土浦市、関彰商事、事業構想大学院大学は、このプロジェクトを通じて、次世代女性リーダーを育成し、地域社会の発展に貢献していくことを目指しています。
企業情報
関彰商事株式会社
1908年創業の総合商社で、茨城県を中心にビジネス関連、モバイル、デジタルトランスフォーメーション、エネルギー、グリーントランスフォーメーション、モビリティ、介護福祉、保育など幅広い分野で事業を展開しています。社員教育にも力を入れており、事業構想大学院大学をはじめ6つの教育機関と連携したリカレント教育プログラムを実施しています。
事業構想大学院大学
2012年開学の社会人向け大学院で、事業構想と構想計画を構築・実践することを目的とした多様なカリキュラムを提供しています。東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5校舎があり、これまで703名が修了し、数多くのイノベーションとなる新事業を生み出しています。
関連情報
関彰商事株式会社: https://www.seki-shoji.co.jp/
事業構想大学院大学:
https://www.jpba.ac.jp/