VRコンテンツ利用年齢ガイドラインの施行について
2023年1月5日、一般社団法人ロケーションベースVR協会(東京都中央区、代表理事:安藤晃弘)は、施設型VRコンテンツにおける利用年齢に関するガイドラインを施行しました。この新たな取り組みは、特に13歳未満の子供たちのVR体験における安全性を確保することを目的としています。
この協会は、昨年7月に活動を開始して以来、子供たちにとってのVRコンテンツの利用方法について、業界全体で自主的な規制基準を通知し、市場の健全な発展を図ってきました。また、教育機関や研修分野における新しいアプリケーションの開発と活用を推進するために、ワーキンググループを結成し専門的な協議を重ねてきました。
ワーキンググループでは、ロケーションベースVRが子供たちの立体視の発達に与える影響について、実際の医学的知見をもとにした検討が行われました。このプロセスでは、ロケーション事業者は利用時間や頻度を適切に管理することが重要視され、有識者との議論を経てガイドラインが策定されました。
新しいガイドラインは、保護者の同意を得た上で、一定の利用休憩や既存の健康状態を考慮することを基本としています。これに基づき、利用時には安全を最優先し、子供たちが安心してVR体験を楽しめる環境を提供することを目指しています。
ガイドラインの詳細や制定趣旨については、協会が公開したQ&Aセクションで確認できます。ガイドラインは、現時点での最新の事実に基づいて構成されており、基礎的な事実に変更があった場合には、新たな議論を行う考えです。
この取り組みは、今後のVR市場において、特に子供たちの安心・安全な体験を守るために欠かせないものであるといえるでしょう。子供たちがVRコンテンツを利用する際には、必ず保護者の理解と協力のもとで行われることが重要です。皆さんも是非、以下のリンクからガイドラインの詳細を確認してみて下さい。
ロケーションベースVR協会では、今後も引き続き子供たちの健康と安全を重視しながら、VRコンテンツの利用を推進していく方針です。また、報道関係者からの問い合わせも受け付けています。連絡先は以下の通りです。
一般社団法人ロケーションベースVR協会 事務局
この新たなガイドラインが、子供たちにとってより良いVR体験をもたらすことを期待しています。