環境への配慮を形にした「ニュートラルワークス.」の新作
株式会社ゴールドウインが展開しているコンディショニングブランド「ニュートラルワークス.」が、持続可能なファッションを体現する新しいコレクションを発表しました。その名も「TOO GOOD TO WASTE」。このシリーズでは、廃棄された素材を利用して、新たな価値を生み出していきます。
新作発表までの道のり
2025年1月29日(水)に発売されるこの新作では、富山県の廃材を染料として活用した3種類のTシャツが登場します。新しいカラー「アーチンシェル(US)」は、駆除対象とされたムラサキウニの殻を使用しており、海洋環境保全を視野に入れています。また他の色も、地元のコーヒーショップやブリュワリーから出た廃棄物を原料に使用しており、地域の活性化にも貢献しています。
使用された素材の詳細
- - アーチンシェル(US): 養殖実験で廃棄されたムラサキウニの殻から得られた色合い。
- - コーヒーグラウンズ(CG): ヘイズコーヒーロースタリーで出たコーヒー豆の廃材を活用。
- - モルトベージュ(MD): ナットブリューで出たモルト粕から取られた色。
これらの色味は、小松マテーレ株式会社が開発した染色技術「Onibegie®」によって、天然素材から自然で優しい印象に仕上げられました。この技術は、環境への影響を最小限に抑えることを目的にしており、エコとファッションの両立を実現しています。
プロジェクトの背景
「ニュートラルワークス.」の“TOO GOOD TO WASTE”シリーズは、持続可能なファッションを実現するための重要なプロジェクトの一環です。ファッション業界が抱える環境問題に対して、積極的に取り組む姿勢を示しています。2022年に始まったこのシリーズは、使用される資源やエネルギーを削減し、地球環境の保全を目指しています。
具体的な取り組み
また、今回の新作アイテムは、環境を意識したスポーツや健康に特化した「N/ UNIFORM PROJECT」とも連携し、一般販売に加えて、特定の団体のユニフォームとしても着用される予定です。これにより、チームスポーツにおいても環境に優しい選択が可能になるのです。
製品詳細
新作のTシャツは、ソフトな肌触りの天竺素材を使用し、リラックスしたシルエットで様々なシーンに適応します。サイズはユニセックスで、XSからXLまで展開され、価格は税込み9,680円です。直営店やゴールドウインオンラインストアで購入可能です。
まとめ
「ニュートラルワークス.」の新作は、ファッションと環境問題の架け橋となり、持続可能な未来に向けた一歩を示しています。この取り組みを通じて、廃棄物の発生を抑え、地域との共生を目指す姿勢が、多くの人々に感動を与えることでしょう。今後も「ニュートラルワークス.」の動向に注目していきたいですね。