清田隆之が贈る特別対談講座『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』
2025年3月に、株式会社NHK文化センターと太田出版の共催により、清田隆之氏(桃山商事)が執筆したエッセイ集『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』の出版を記念した特別対談講座が行われる。全3回からなるこの対談は、現代社会におけるジェンダーの意味や男性性について深く考え直す絶好の機会である。
講座の概要
本講座は、毎回異なる専門家を招き、ジェンダーの視点から見た人間の生き方や幸福についてのディスカッションを繰り広げる。受講者はリアルタイムでの参加に加え、講座終了後もオンラインで視聴できる見逃し配信のオプションを利用可能だ。各回に参加することで、より多角的にテーマを捉え直すことができ、特別な学びの場を提供する。
第1回: 男性間の暴力と傷つき
初回は、清田隆之氏と一橋大学の宮地尚子教授が登壇し、「男性間の暴力と傷つき」や「被害と加害の連鎖」、さらには「ケアとトラウマ」といったテーマに取り組む。この対談では、男性が直面する社会的な圧力や、暴力の構造について深掘りし、今後の男性性のあり方を探求する。
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第2回: 家父長制への抵抗
第2回では、清田氏と原宿カウンセリングセンターの信田さよ子顧問が、「家父長制への抵抗」や「父親の不在」、さらに「男性の透明化」について語る。このセッションでは、現在の家族の形や、男性の役割の変化について考察し、現実の問題にどう向き合うべきかを探る内容となる。
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第3回: 新自由主義と自己責任社会
最終回は、清田氏と組織開発の専門家である勅使川原真衣氏が登壇。「新自由主義と自己責任社会」や「職場における傷つき」、加えて「格差や特権」について議論を交わす。この回では、現在の経済的背景が個人や社会に与える影響を考慮し、新たな価値観を導き出すことを目指す。
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受講料と参加方法
各講座の受講料は、NHK文化センターの会員が5,720円、一般は6,413円。書籍付きコースはさらに2,070円が必要だ。具体的な参加方法や詳細は公式サイトで確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。
この特別対談講座を通じて、参加者それぞれの視点で現代の男性性について考え、新たな視野を広げるチャンスをつかんでほしい。
開催概要:
- - 開催日時: 2025年3月7日、14日、28日(全て金曜日)19:00~20:30
- - 主催: NHK文化センター青山教室
ぜひ、未来のジェンダーについて一緒に考える場に参加しよう。