宿泊施設向け写真撮影アプリ「Byme」がじゃらんnetと連携開始
2024年12月27日、株式会社Tikarasが運営する宿泊施設特化型写真撮影アプリ「Byme」が、国内の宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」との自動アップロード機能を追加したことを発表しました。この画期的な機能は、2025年1月から利用が可能になります。
「Byme」とは?
「Byme」は、宿泊施設向けに特化した日本初の写真撮影アプリです。2022年に創業し、2023年12月に法人化されました。宿泊業界が抱える人手不足や競争の激化に対抗するために開発されたこのアプリは、施設スタッフが簡単に高品質な写真を撮影できるように設計されており、業務の効率化を図ります。
じゃらんnetとの連携の意義
これまでは、宿泊施設はじゃらんnetに個別で写真をアップロードする必要がありましたが、「Byme」の新機能を利用すれば、一括でのアップロードが可能になるため、時間と手間を大幅に削減することができます。すでに楽天トラベルやYahooトラベルなどとの連携も行われており、さらに利便性が向上することが期待されています。
宿泊業界の現状
昨今の経済情勢により、旅行客は出費を抑える傾向にあり、宿泊料金の引き下げが求められています。また、宿泊施設の現場では人手不足が深刻な問題として浮上しています。そんな中で「Byme」は、低コストで質の高い写真を提供し、宿泊施設の集客効果を高める手助けをします。👨💻
起業の背景
代表の大島勇飛氏は、JTBで働いていた際に海外のOTA(Online Travel Agent)の先進的な管理システムを目の当たりにし、日本の宿泊業界のデジタル化の必要性を強く感じたと言います。彼の祖父や母が旅行業界に従事していた影響もあり、幼少期から「旅」に触れ親しんできた大島氏。「デジタル化が日本の宿泊産業を変える」との信念から起業に踏み切りました。
これからの展望
「Byme」は、宿泊施設だけでなく、これまでの常識を覆すような新しいサービスの開発にも注力し続けると意気込みを語ります。このアプリが宿泊業界に新たな風を吹き込むことが期待されます。日本の旅行業界が抱える様々な問題に立ち向かう手段として、屈指の存在となること間違いありません。
会社情報
株式会社Tikarasは、東京都港区に本社を置く新興企業で、宿泊院向けのデジタルツールの開発を中心に事業展開しています。より多くの宿泊施設が「Byme」を導入し、業務を効率化することで、宿泊業界全体の競争力向上に寄与することを目指しています。
詳しい情報は、
株式会社Tikarasの公式サイトをご覧ください。
記事に関する問い合わせは以下の通りです。