熊本学園大学がX-point Cloudで業務効率化を実現した事例
熊本県熊本市にキャンパスを持つ熊本学園大学が、ワークフローシステム「X-point Cloud」を導入したことにより、業務プロセスの大幅な効率化を達成しました。本記事では、その導入背景や具体的な成果についてご紹介します。
導入の背景
昨今のコロナ禍における働き方の変革に応じ、熊本学園大学では「ペーパーレス化」と「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」を目指しています。しかし、具体的に何を行うかが明確になっていなかったため、現場の総務課とICT統括室が協力してこの取り組みを推進しました。
大学として、業務のデジタル化に向けて紙主体のフローをシステムに移行するプロジェクトがスタートしたのです。
製品選定の基準
日々の業務をスムーズに行うためには、既存の運用を大きく変更せずにシステムを導入することが求められました。熊本学園大学が重視したポイントは以下の通りです。
1.
既存フォーマットの再現
伝統的な伺い書に近い書式の作成が可能で、承認後にはその状態が画面上に表示されること。
2.
機能要件の充足
自動押印や決裁ルートの設定、決裁状況の可視化といった条件をすべて満たしていること。
3.
シンプルな操作性とコスト感
デモ環境での検証により、申請・承認の流れが直感的であり、またコスト面でも優れていると確認。
これらのポイントを基に、X-point Cloudが選定されました。
X-point Cloudの活用状況
現在、熊本学園大学では21部署、約120名の職員がX-point Cloudを使って業務を行っています。主な活用方法は以下の通りです。
稟議・決裁業務のデジタル化
紙で行っていた稟議業務をこのシステムへと移行しました。具体的には、予算稟議や契約の可否決定といった業務がデジタル化され、フローは「起案 → 決裁 → 決裁完了 → 各課で保存管理」という一貫した流れにすることで効率化が図られています。
Extic連携による利便性向上
ID管理基盤であるExticとX-point Cloudを連携させることで、シングルサインオンと自動プロビジョニングが実現しました。これにより、ユーザー情報を一元管理し、リアルタイムでの情報更新が可能になりました。新任者の登録が行われれば、自動でワークフロー側のユーザーも作成されるのです。
この連携により、IDとデータの二重管理からも解放されました。
導入後の効果
定量的な効果
- - 決裁リードタイムが「2週間〜1か月」から「1日〜1週間」へと劇的に短縮。
- - 業務進捗の確認のための連絡がほぼ不要に。
- - ID・組織情報の二重管理を解消し、更新作業が一本化。
定性的な効果
- - 決裁の滞留箇所が可視化され、滞りがちな部分に対する督促が容易に。
- - 押印イメージを再現することで、関係者の電子決裁への抵抗感が減少。
- - 決裁スピード向上がチーム全体の業務処理の迅速化につながりました。
まとめ
熊本学園大学の「X-point Cloud」導入例は、デジタル化と業務効率化を実現した成功事例の一つと言えます。新たな働き方への適応が進む中で、同大学は今後もさらなる発展を期待されます!