新たなデューデリジェンスツール「Aidiligence」が登場
株式会社Herix(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:中村丞)が、デューデリジェンスの業務効率化を目指したクラウドベースのAI SaaS「Aidiligence(アイデリジェンス)」のβ版事前登録を開始しました。この革新的なサービスは、独自に開発されたデューデリジェンス専用のAIエージェントを用いて、大量の文書を迅速かつ正確に処理します。
Aidiligenceとは?
「Aidiligence」は、デューデリジェンスの業務に伴う煩雑さや時間的な負担を軽減するために設計されたAIサービスです。利用者は対象企業の資料を一括でアップロードするだけで、AIがこれを要約、ラベリングし、さらに必要な情報を整理します。これにより、ユーザーは瞬時に求める情報にアクセスできるようになります。実際には、契約書や財務諸表を基にしたリスク分析や、レポートドラフトの生成をAIが自動的に行い、その結果が根拠となる資料を伴って提示されます。
主な特徴
1.
自動要約・ラベリング機能: 大量の資料を自動で要約し、関連情報に基づいて整理・分類します。これにより、全文検索が可能となり、必要な情報へ瞬時にアクセスできます。
2.
リスク調査機能: 契約書や財務データを基に、AIエージェントが自律的にリスクを調査します。自動生成される回答には、明確な根拠資料が示されるため、ファクトチェックが容易になります。
3.
レポートの自動生成: 利用者が持つテンプレートに従って、IM(Information Memorandum)やデューデリジェンスレポートのドラフトをAIが自動生成します。このドラフトは、PowerPointやWord形式で出力可能で、後からの編集も簡単です。
事業承継問題とAIの役割
日本においては、経営者の高齢化が進む中、中小企業の事業承継が大きな社会問題となっています。経済産業省の調査によれば、2025年までには約127万社が後継者不足により廃業の危機に直面する見通しです。こうした状況では、M&Aが有効な手段として注目されていますが、その際のデューデリジェンスでは法務・財務面の調査が重要であり、多くの時間とコストがかかるため、迅速な意思決定の障害となることが多いのです。
Herixは、AI技術を駆使することでデューデリジェンスプロセスを効率化し、リスク情報の整理や抽出を迅速かつ低コストで行える環境を提供することで、M&Aにおける意思決定のスピードと精度を向上させることを目指しています。
β版事前登録のご案内
「Aidiligence」の正式リリースに先駆けて、β版の事前登録を受け付けています。登録された企業には、順次サービスに関する情報をお届けします。特にM&A関連に従事されている士業、金融機関、企業の皆様のご登録を心よりお待ちしております。
事前登録は以下のリンクから行えます。
事前登録はこちら
この新たなAIサービスが、日本のデューデリジェンス業務に革新をもたらすことを期待しています。