中央エンジニアリングとRPV社が連携した新サービスの発表
株式会社中央エンジニアリングが、RPV社との提携による新しい性能評価サービス「X線CTスキャンとCAE解析による性能評価サービス」を発表しました。このサービスは、ものづくりの現場において、製品開発の課題解決や品質の向上を促進することを目的としています。
サービスの概要
この新サービスは、X線CTスキャン技術を利用して工業製品の内部構造を的確に再現した3Dモデルを迅速に生成し、そのデータを基にCAE(Computer Aided Engineering)解析を行います。これにより、従来よりも短期間で高精度な製品の性能評価が可能となります。
具体的には、リバースエンジニアリングやベンチマーク解析に加え、内部の欠陥に関する性能評価、不具合の原因特定や改善策の立案など、多様なフェーズでの利用が期待されています。顧客は、デジタル化前の現物からデジタルデータへの変換を経て、3Dモデルを生成し、さらにCAE解析を通じて性能評価を受けることができます。
企業の背景
株式会社RPVは熊本県に本拠を置く企業で、X線CTと3D技術を駆使したデジタルものづくり支援を専門としたサービスを提供しています。X線CTスキャンを利用することで、工業製品の構造を高精度に3Dモデル化し、内部の欠陥解析や寸法計測を実現。高速なシミュレーションを可能にするデータ作成が、製品開発と品質向上の一翼を担っています。
一方、中央エンジニアリングは1954年に設立され、設計から製作までをワンストップで提供する企業です。航空宇宙、自動車、産業機械、情報通信など、多岐にわたる分野で高い技術力を誇ります。長年にわたり蓄積された設計・開発のノウハウを活かし、顧客に合わせた最適なソリューションを提供しています。
今後の展望
この新サービスの導入により、ものづくり企業はより迅速かつ高水準の製品評価を受けることができるようになります。市場のニーズに応じて、より確かなものづくりを実現するための強力なパートナーとして、中央エンジニアリングとRPVは共に成長し続けるでしょう。
本サービスに関する詳細やお問い合わせは、中央エンジニアリングの公式サイトまたはRPVのウェブサイトをご覧ください。