株式会社ラックがクラウドPBX「INNOVERA」を導入した背景
近年、企業全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が高まっています。その中で、電話応対業務の効率化を図るためのツールとして注目を集めているのが、株式会社プロディライトが提供するクラウドPBX「INNOVERA」です。2025年3月31日、株式会社ラックはこの「INNOVERA」を自社のコールセンターに導入したことを発表しました。
ラックは、福岡県に本社を構える伝統ある企業で、商業活動も50年以上の歴史を持ち、「日本一誰かのために熱く生きる おせっかいカンパニー」を掲げています。ウェディングやフューネラル事業など、人生の各ステージでの儀式をより美しく、感動的に演出することを使命としています。
ON-PREMISEからクラウドへ、円滑な移行
ラックでは、以前にオンプレミスのPBXを利用していましたが、人員の増加によるアカウント追加の制約や、システムの老朽化から新しい電話システムの導入を検討していました。そこで、プロディライトの「INNOVERA」を選定した理由は、福岡に支店があるため、迅速にサポートを受けられること、さらにCRMシステム「kintone」とのAPI連携も可能であったからです。この連携により、顧客データの管理もスムーズになり、業務の効率化が期待できました。
導入後の嬉しい声 - スムーズなアカウント追加とコスト削減
ラックが「INNOVERA」に移行した際、お客様のコメントとして寄せられたのが、「人員増員の際にスムーズにアカウントを追加できる点がありがたかった」という声です。これまではシステムの制約で人事異動に対応するのが難しい時もあったため、フレキシブルな対応ができることが、業務負担の軽減に繋がると喜ばれています。また、全通話録音機能が活用されており、特にクレーム対応時の心強い味方となっているようです。従来のシステムでは全通話の録音を確認することが難しかったものが、INNOVERAでは全コールセンタースタッフが、迅速に通話履歴を確認できる環境が整いました。
新たに発見した便利機能
ラックが「INNOVERA」の導入後に気づいた便利な機能の一つはデータ分析機能です。これにより、コールセンターのスタッフごとの業務成績、忙しい時間帯、一人ひとりの通話状況を把握できるようになりました。このデータを元に個別の評価が行えるため、業務向上に向けた具体的な施策が打てるようになったとのことです。
これまでは管理者のみが通話履歴を確認可能でしたが、全スタッフが確認できることで、顧客対応の質が向上し、チーム全体のスキルアップにも寄与すると考えられています。
プロディライトの提供するサービス
プロディライトは、「電話のDX」を推進しており、INNOVERAは、スマートフォンやPCから会社の電話番号で発着信ができる環境を整えています。また、ビジネスフォンだけでなく少人数のコールセンターの構築にも対応するため、さまざまなビジネスシーンで活用されることを目指しています。
結論
株式会社ラックの「INNOVERA」の導入は、電話応対業務を大きく革新しました。業務効率の向上だけでなく、コスト削減、スタッフのスキル向上にも繋がり、今後のビジネス展開における重要な要素となるでしょう。
これからもクラウドPBX「INNOVERA」が多くの企業に受け入れられ、各社の業務改善に寄与していくことに期待が高まります。詳細については
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